アラフィフ手前で自転車沼に嵌ったオッサンらいだぁ~

見たまま自転車に嵌ったオッサンのサイクリング日記です。

オッサンらいだぁ~、敗北する…。

みなさん、こんにちは!

 

自転車を始めて4か月以上が経ち、ホイールを変えて坂に対する苦手意識もなくなり、いや、むしろ、峠への興味は日増しに強くなり、色んなブログを読んでは、そこに記載されている峠へはどう行けばいいか?などと考える様になりました。

少し前までは、そのようなブログを読んでは、自分には考えられない世界だと考えていた…いや、狂気の沙汰だと思っていたのに…。(^^;

ただ、ここで一つ断っておきますが、私は自分を虐めて苦しんで喜びを感じるといったいわゆる”M”では決してありません。

平地を走っていて、たまに現れるちょっとした坂なんかは、あまり好きではありませんし、アップダウンが続く道は得意ではありません。

峠を登るというのは、挑戦であり、登り切った時のよく言われる”達成感”は格別なものがあります。あの”よっしゃ!やってやったゾー!”という感覚は、達成感と言うより”征服感”と言った方がいいでしょうか?

それと高いとこに登れば景色もいい所がたくさんあり、そこで感じる”非日常感”ヒルクラを頑張った後だからこそ感じれる”ご褒美”です。(^^

おそらくヒルクラをやっている多くの人はそうじゃないかと思います。

まぁ、苦しみを喜びと感じる人もいるんでしょうが…。

 

さて、その頃は坂練する場所も見つけ、坂を登る力は大分付いたんじゃないか?と言う気もしたので一度登った事がある峠に行ってみようと思い、入山峠に行く事に。

しばらくソロで走っていたので今回は同じ時期に自転車を始めたcottyさんを誘っていく事にしました。

 

cottyさんとは八王子で待ち合わせしていたので、八王子へのルートは多摩川CRから逸れて初めての浅川CRを使って行く事に。

浅川CRは広くはありませんが、人通りは多くなく比較的走りやすい道です。

ただ、右岸、左岸を渡らないといけない所があるので、少しわかりにくいかもしれません。

 

さて、cottyさんは同じ時期に自転車を始めたとは言え、私はロードを1か月後に購入しましたが、cottyさんは3000kmを走ったらロードを購入すると、ずっとクロスで走っていました。

ロード連中と同じ条件でずっと連れ回していたので、なかなか辛かったんではないかと、よくよく考えてみれば思います…。(^^;

ただ、今回、距離的に言えば3000km近く走ったはずなので、もしかすると……。

赤いTREKキタ――(゚∀゚)――!!

cottyさんが手に入れたのはTREK Emonda SL5。

真っ赤な目立つロードです。(^^

 

cottyさんの新車を一通り嘗め回す様に眺めたら出発です。

 

cottyさんがまだロードのポジションに慣れていない様なので、私が牽いて行きます。

この頃はまだ、先頭を走る事自体慣れていないころで、しょっちゅう後ろを振り返り付いてきているかを確認していました。ただ、この行為自体も得意ではなく、後ろを振り返る度に自転車がややフラついてました…。

そして、とうとうやらかしてしまいました…。

後ろを振り返る際、右にフラついたのでそれを慌てて戻そうとした為今度は左にフラつき歩道の縁石に引っ掛かってしまいそのまま転倒…!(>皿<;

尻を強かに打ち付けてしまいました…。(><;;

ただ、そこでまず最初に気にしたのは自転車…。(^^;

これがサイクリストの性なのか…。

自転車は大丈夫そう…。では自分の身体は…?というと、尻を強かに打ち付けたのでジンジンとする。あとは何とも無さそう…。

cottyさんが心配そうにしてましたが、とりあえずは大丈夫そうなので「大丈夫、大丈夫。」とまた走り始めます。

暫く走って入山峠の入り口に到着。

早速登り始めます。

レーゼロを履いてから登るのは初めてです。

やはり、以前と比べると格段に登れます。\(^o^)/

cottyさんを励ましながら登れる余裕さ。

自分自身の体力とスキルが以前より上がった事もあるんでしょうが、やはりホイールが軽いのがかなり効果大ではないでしょうか?

程なくサクッと峠をクリアします。

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とりあえず五日市側へ下りますが、そこからどうするか?

冗談で「じゃぁ、五日市側に下った後は都民の森にでも行ってみるか?」というと、「いいっすよ」とcottyさんから軽い返事が返ってきたので、期せずして、都民の森へ行く事になりました。(^^;

ただ、体力的には問題無さそうだったんですが、一つ懸案事項が……。

尻が痛い…。(@@;

落車して打った尻の痛みが段々と増してきます。

幸いサドルに座って自転車を漕ぐには支障はないんですが、しびれを伴った痛みが断続的にはしります…。

 

檜原村役場に到着して休憩をして、ついでにトイレで尻の状態を見てみます…。

 

まず、鏡に映った自分の姿を見て驚きます…。

右と左の尻の大きさが違う…。(@@;

個室に入ってレーパン脱いで確かめてみます…。

左の尻が赤黒い…。(@@;

ん~~~、なんかヤバい感じがするが…。

 

ただ、ここで悪い癖なんですが、折角ここまで来たなら行ける所まで行ってしまえ~となるんですねぇ~。(^^;

 

檜原村役場を出てすぐの交差点を左折してヒルクラスタートして、ここから20kmの道のりが始まるんですが、約8.5km先の上川乗の交差点までは緩くアップダウンが続く感じなので尻の痛みも気にならなかったのですが、そこから斜度が上がってくると痛みが気になってきて、そうなると集中力も落ちてきてと言う感じになり、だんだん心肺も辛い状態となってきました…。

しまいには気持ち悪い状態になってきて…。

数馬の湯にて無念の脚つき…。(><;

それでも都民の森を目指していくんですが、吐き気を催すぐらい気持ちが悪くなってきて旧料金所手前のゲートでリタイア……。(TT)

遅れてくるcottyさんを待って、共に下山する事にしました…。

 

暫く数馬の湯で休んでいる内に気持ち悪さもなくなり、その後は尻は痛むものの自転車を漕ぐには問題なく帰る事ができました。

 

ホイールも替えてある程度登れるようになり、ヒルクラを舐めていたんですねぇ……。(--;

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走行距離 175.3km

獲得標高 1388m

 

状況判断と諦める決断は必要だという事ですね。

勉強になりました。(^^;

 

因みに尻の痛みは椅子に座っても痛まない位置だったので、仕事に支障がなかったのが不幸中の幸いといったところですが、赤黒くなった内出血が消えるまでは3週間を要しました…。

スーツ着てても、なんかパースがおかしいぞ…?と思えるぐらい腫れてましたからねぇ……。なかなかの勉強代です…。(^^;

 

 

 

駄文読んでいただきありがとうございました!