アラフィフ手前で自転車沼に嵌ったオッサンらいだぁ~

見たまま自転車に嵌ったオッサンのサイクリング日記です。

オッサンらいだぁ~、夢の地へ行った事を振り返る。後編

みなさん、こんにちは!

 

今回は前編の続きで、いよいよサイクリスト憧れの地”渋峠”へ…。

 

まずは宿を朝早く出発します。

ただ、早く出発すると言っても、軽井沢では6時以前に出発する事は難しいです。

何故なら、コンビニが6時からしか開かないので、補給が出来ないから…。(@@

軽井沢は条例で夜の静寂さを保つ為にお店の類は22時~6時までは営業できなくなってるんですね。

一般的には24H営業のコンビニも例外ではなく、普通はお客がすくなくなる真夜中にやっている商品の補充を6時開店直後に一気にやる為、ものすごい量の搬入品が通路に並んでいます…。(^^;

 

気温は12℃、震えながらエネルギー補給したら、まずは長野原を目指してR146浅間山の麓を400mほどのヒルクライムです。

ロクなウォーミングアップなしに…。(^^;

 

軽井沢から草津に抜ける道は日本ロマンチック街道という名前が付いてます。

道は広く斜度は6~10%ぐらいですが、ウォーミングアップなしにいきなり挑んでいるのと、平日で時間帯が悪かったのか?結構すっ飛ばして走るダンプや大型トラックが多く、全くロマンチックじゃなかった…。(^^;

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暫く上ると前日は見えなかった浅間山が正面から左手方向に見えてきます。

そこで気になる看板が所々に出現します……

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右目の前、松茸という看板。

何だコレ……?

松茸の直売所が反対車線に在るのか?と思って見てもそんなものはなく、全く意味不明…。(@@?

ただ、しばらく走ってる内に、なんとなくこの看板の意味が分かって来たような気がします。

先ほど申した通り、正面から左手方向にかけて浅間山が見えます。

これがまた雄大で思わず見とれてしまいます。

自転車の登坂スピードであれば見とれても問題ないですが、車のスピードで山道と言う状況で左方向ばかりに気を取られていたら…。

だから、右の目の前に松茸という看板で右方向、つまり反対車線に注意を促そうという考えでは……?合ってる……?

…とまぁ、そんな事を考えて登ってたらいつの間にかこの道トップの峰の茶屋に到着です。

そこからは道はキレイで広く、斜度もキツくない至福の下りタイムです。\(^o^)/

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途中、浅間山から噴煙らしきものが…。

 

下り切ったら長野原です。

長野原のコンビニで少し休憩したら、草津ヒルクライムです。

これが結構しんどい。斜度は結構10%以上を指してます…。(^^;

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この草津節のメロディーラインまで来れば、あともう少しです。

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で、着いた~\(^o^)/

草津の中心、湯畑に到着です!

正に地方出身者とっては"あ、これ、テレビで見た事があるヤツ!”です。(笑)

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しばらく観光して、足湯で休憩したら本番スタート!

…って、この湯畑と言う場所、激坂に囲まれてます…。(@@;

このエリアを脱出するには絶対に激坂をクリアしなければなりません。

R292に合流するまでに疲れを回復させた足をあっという間に削っていきます…。(^^;

 

R292に合流したら5~7%の坂で国道最高地点へひたすら道なりです。

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R292に合流してからすぐは普通の山道ですが…

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程なく開けてきて…

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 すぐにこんな感じに…!

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で、この看板…(^^;

立ち止まるなと言われても…。

思いっきりハァハァしてるし…。

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殺生河原です。

そして殺生河原を抜けたら…

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この景色!\(^o^)/

斜度は変わらず5~7%が続くんですが、この辺りから脳汁大放出で、辛い、苦しいという感情が一切湧いてきません。

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今まで自分が登ってきた道が見渡させる渋峠ならでわの景色。

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まだまだ先に続く道。気が遠くなる感じではなく、これからも続くワクワク感が溢れてきます。

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そしてこの道の先には…

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国道最高地点!キタ――(゚∀゚)――!!

達成感半端ないです。\(^o^)/

自転車乗り始めてこの時で9ヶ月。初めて1泊の自転車旅行を計画して、自走で国道最高地点まで来たというのは、色んな意味で達成感が半端ありません。

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1年前では自転車でこんなところまで来る事なんて、これっぽっちも考えなかった…。

むしろ自転車で山を登るなんて変態だと思っていた…(笑)

これでわたしも立派な変態に進化する事ができました。(自慢♪)

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その後は渋峠ホテルで食事と休憩して、インディ君とマーカス君(猛犬らしい)と戯れたら下ります。

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新幹線で帰路につく予定でしたので、帰りは長野方面へ下ります。

横手ドライブインまではこの景色です。

道は広いですが、結構スピードに乗るので、オーバースピードにならない様にコーナー手前ではしっかりブレーキングをして下ります。

R292を普通に下って行けば多分、普通に長野駅まで行けたと思うんですが、グーグルマップを開いて、「お、このルート近道じゃね?」と途中左方向へ…。

これが、誤算でした。

左に逸れたルートはすぐに登りになり、300m程登るハメに…。

それも、その道、車はほとんど通らない、両脇には熊笹がびっしり群生している、正にいつ熊に遭遇してもおかしくないシチュエーション…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

(後で調べたら結構出るらしく……^^;)

とりあえず、全く考えてなかったヒルクライムだったので、たかだか300mUp程なのにかなりツラいヒルクライムになってしまいました…(;´Д`)

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そして、辿り着いたのが笠岳。

ヒルクライマーの間では結構有名なんですね。

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なんか、リアルを感じる標識…(@@;

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とりあえず、そこからは下る一方ですが、ここからがこのライドで一番キツかった……(><;

斜度はキツい、道は狭い上に荒れまくってる。

カーボンホイールなので、ブレーキに相当気を使って、斜度がようやく緩くなる須坂辺りまで下りてきた時には、精神的にクタクタでした…。

知らない土地であまり不要な事はするもんじゃないと勉強になりました…。(^^;

 

まぁ、何はともあれ、あとは長野から新幹線で東京までピューと帰ってきて終了。

この2日間で最終的に距離330km、獲得標高3700を走りました。

色んな初めてな事を積み重ねて大冒険をした様な気分…。

大満足のライドでした。\(^o^)/

 

これからもこんなライドを積み重ねていきたいものです。

 

という事で、2編に分けて渋峠ライドの振り返りでした。

 

振り返りはまだまだ続きます。

 

 

 

駄文読んでいただきありがとうございました!