オッサンらいだぁ~、一目惚れする。
みなさん、こんにちは!
2016年12月末にロードバクを買って、1年半以上が経ち、使い道を見失った貯金を糸目もつけず切り崩し、欲望のままに投資をし、当初の…
何とも地味でモノトーンというより葬式カラーだと思っていた愛車が…
気が付けば我ながら走りそうな姿のバイクに仕上がってました。
走行距離も前回綴った渋峠に行った時点で19,000km弱走っており、思えば色んな所に行ったもんです。
正直、他のバイクを乗った事が無いので、フレームの性能が他のバイクと比べてどうかは分かりませんが、レビュー等を見ると、エンデュランスモデルでフレームのしなりが利き、乗り心地がいいが、それなりに剛性があるとの事。
フレーム重量も860gとかなり軽量な方。
実際乗ってて乗り心地が良く、買った当初から150km以上走れたことを考えると、疲れにくいロングライドにはもってこいのバイクだと思います。
まぁ、大方満足のいくバイクです。
強いて、不満があるとすれば、前三角がやや小さくシートポスト側には小さなサイズのボトルしか差せなかったぐらいでしょうか?
今まで色んな趣味を持っていましたが、一つの道具を相棒のように感じたのは、このバイクが初めてかもしれません。
とは言え!
人の欲望と言うものは止まるところを知らないというのは世の常。(`・ω・´)キリッ
新しいバイクが欲しいなと思ってしまう訳ですよ!
まぁ、FOCUSを買った当初からロードバイクの知識を得るにつれて他のバイクに興味津々になり、あれがいいなぁ…これがいいなぁ…とネットで物色しては眺めて、サイクリストが集まる場所では他の人のバイクを嘗め回すように眺めてました。(^^;
そんな中、ずっと欲しいなと思っていたのがCARRERA(カレラ)のPHIBRA-EVO(フィブラ-エボ)。
トップチューブからシートステーまでキレイな弓なりが独特な見た目の個性が強いバイクです。
好き嫌いが分かれるバイクですが、メーカーとしてはメジャーでないのと、特徴的なフレームである所に思いっきり惹かれました。
性能の程は分かりませんが、ロードバイクはメンタル!自分がアガる見た目は大事です!
ロングライド向けだという事で、自分の用途にもピッタリです。
次は絶対にコレを買うゾ!と思う日々…。
まぁ、とは言え、2年も経っていないし、せめて2万kmを超えるぐらい走ってから買い換えたいと考えてました。
だって、欲しいと思ってすぐ買える金額ではないし、何と言っても節操がない感じがしますし。(笑)
6月の事でした。
そのフィブラがフルモデルチェンジするとの情報が!
俄然、テンションが上がります。
その名はPHIBRA-NEXT。
その姿は…
あ。。。
………
え~~~と、何と言うか……。
正直に言いますと、冷めてしまいました…。
エボの尖った感じが好きだったんですが、ネクストは上品に仕上がった感じで、弓なりのフレームは継承してますが、エボと比べると弓なりが大人しくなった感じでしょうか?
走りの性能的にはレースに使える程の剛性アップが出来ているとの事で、これは個人的な好き嫌いの問題なので、このバイクが悪い訳ではないですが、これでアガるのか?と言われればアガらないと感じました。
少しガッカリ…(--;
まぁ、アガるからと言って、すぐに買う訳でもないので、また、心底欲しいと思えるバイクをじっくり探すだけです。
ただ、独特の特徴を持つバイクで気になるバイクはもう一つあり、そのバイクも時期を同じくしてフルモデルチェンジを果たし、このバイクに関してはその独特の特徴は残し、かつシルエットはほぼそのまま。その上、当然ながら性能は向上しているという…。
そのバイクの名はlapierre(ラピエール)のXELIUS(ゼリウス)!
ラピエールはフランスではスポーツバイクから大衆車まで展開している言わば日本でのブリジストンの様なメーカーですが、日本ではあまりメジャーではなく自分好み。
さて、その独特の特徴と言うのが、
このシートステーがシートポストに直接繋がっておらず、トップチューブに直接繋がっている3Dチューブラーテクノロジー!
コレを見た時は、F1を知らない人には分かりにくい例えになりますが、ティレルがノーズを上げてフロントウイングだけを下げるドルフィンノーズ逆ガルウィングと言う常識破りのシャシーをリリースした時と同じぐらいの衝撃がありました。
当時は地面スレスレのノーズが常識だったので、このノーズ形状は鮮烈でした。
このシーズンのティレルはエンジンが非力だったんですが、このシャシーの性能でカバーして、上位に食い込む活躍をしており、視ていてとても気持ち良かったです。
ちなみにドライバーは日本人初のF1フル参戦した中島悟氏です。
話がそれましたが、この常識破りの3Dチューブラーテクノロジーのお陰で、このゼリウスは乗り心地とフレーム剛性を確保できているとか。
時を同じくして、ツール・ド・フランスが開催されており、ラピエールが供給しているグルパマFDJのカラーリングを見た時でした。
この色欲すぃぃぃぃぃっ!!(≧皿≦)ノシ
一気に物欲が燃え上がるのは必然…。(笑)
丁度その頃、レーゼロカーボンを10,000km以上ノーメンテで使っていたので、いつも通っていたチェーン店Yにメンテを頼もうとしたら、Yで買ったものでないとダメと断られたので、メンテをしてくれるショップを探して行ってみたら、珍しくラピエールを扱っているショップでした。
これは何かの巡り会わせではないか?(゚Д゚;)
…と言うのは何かの勘違いである事は間違いないんですが、折角ですので、コンポ等の載せ替えの工賃や、注文したらどれぐらいの時間で納品されるのかを聞いてみました。
載せ替え工賃については、フレーム買いの場合は安くしてくれるとの事。
納品については3ヶ月ぐらいかかるとのことでした。
3カ月後か…。
3カ月後ならほぼ2年だし、2万km以上は走ってるなぁ…。
…
……
………
…………まぁ、もう少し考えてからにしよう。
さすがに金額が大きすぎて、ハイ!買います!(^O^)/…と言う訳にはいきません。
ただ、次に買い換えるバイクは決まったように思えます。
ちなみにショップの店長はJ・SPORTSでツール・ド・フランスの解説をやっており、ラピエールは今シーズン気になっているバイクの一つだとかで、大いに話が盛り上がってしまいました。
とりあえず、じっくりお金を貯めて、目指すはXELIUS!
楽しみです!\(^o^)/
駄文読んでいただきありがとうございました!
…で、今回は終わりではありません…。
数日後、ショップよりメールが入りました。
実は1台フレームが入りそうで、8月中には納品が出来そうだから、とりあえず仮押さえしますので、買うなら連絡くださいという内容…。
は?
は?Σ(゚Д゚)
え…?あの…その……。(゚Д゚;)
………
よろしくお願いします!m(__)m
ふって湧いた話に理性があえなく決壊!\(^o^)/
この度、ゼリウスのオーナーとなる運びとなりました。(笑)
最早、金銭感覚崩壊とか言うレベルではありません。
自分が毒男ではなく結婚していたら、間違いなく離婚レベルの行為。
何の言い訳もできません!
何だ!買ったぞ、悪いか!?( ̄^ ̄)
開き直ります!(笑)
とは言え、やはりこのままでは、あまりにも節操がなさすぎる。(^^;
形だけでも整えたい…。
丸2年はクリアできないので、2万kmを是非ともクリアしたいと考えました。
一生懸命走りました…災害級の酷暑の中!(;´Д`)
大馬鹿すぎる…と思いつつ何度もくじけそうになりながら…。
そして走りも走ったり1,240km/月!
なんとかゼリウス納品の前に2万kmを達成できました!\(^o^)/
そして8月下旬…
キタ――(゚∀゚)――!!
曲線が美しい…。
そして、BB周りが太い!
カラーも実際見ると、とても鮮やかでカッコイイ!(≧▽≦)ノシ
まさに理想のフレーム!\(^o^)/
ショップの店長も実物を目にして興奮してました。(笑)
さぁ、後はフォーカスを預けて、組みあがるのを待つのみです。
コンポはダイレクトマウントとなるフロントブレーキ以外はフォーカスからすべて載せ替えでしたが、大金を使うついでにハンドルはカーボン製にする事にしました。
1度ライドに出れば150~200km走っており、どうしてもライドの終盤は肩から肩甲骨にかけて凝りが激しく、振動収束性が高いカーボンにしようとフォーカスの時から考えていたからです。
ハンドルはOnebyESUのジェイカーボンスーパーアグリー。
日本のメーカーで日本人に合わせた設計らしく、シャロータイプですが、落差は元々使用しているハンドルと変わりません。また、振動収束性を高くするシートを挟み込んで成形しているらしく、快適性が高いとの謳い文句なので、それにすることにしました。
さて、どんなバイクに仕上がるのか?
次回に続きます!
今度こそ、駄文読んでいただきありがとうございました!