オッサンらいだぁ~、鍛える。食べる。
みなさん、こんにちは!
前回、白石峠を半泣きでクリアして、俄然、坂熱が上がったオッサンらいだぁ~。
自分の足腰の弱さを実感させられ、鍛える場所がないものかと探します。
ただ、鍛えると言っても平地トレなら皇居や駒沢オリンピック公園.でどうにかなるんですが、坂となると住宅街の中に短い坂があるぐらいで、まさかそこを往復してトレーニングをするわけにいきません。(^^;
自宅から一番近い所で探してみると、坂トレできるところは、まず尾根幹で20kmぐらいです。
20kmなら多摩サイを通って、いいウォーミングアップとなります。
ならば尾根幹を通っていけるヒルクラスポットはと探してみると、津久井・宮ケ瀬辺りが丁度いいとなりました。
そうなると行ってみたい所がありました。
以前、ヤビツを登った後、裏ヤビツをくだり宮ケ瀬まで来た時に、もう一つ軽くヒルクラしようと行こうとして、結局入り口が分からず行けなかった所”城山湖”です。
城山湖に到達するルートは4ルートあり、その内の3ルートは3km強で獲得標高が160m強といった坂スペックなので、ヒルクラトレーニングには丁度良さそうです。
なので、今回は城山湖ライドです。(^^
この頃、多摩サイ~尾根幹はちょっと走って来るといった感じで定番のコースになっており、自宅~矢野口、矢野口~南多摩斎場のタイムは自分の力を計る基準になってました。
初めて尾根幹を走り始めた頃は50分前後のタイムもこの頃は35分前後で走れるようになってました。
なんだかんだと力は付いてきているのでしょうか?
今回は穴川林道。
穴川の交差点がスタートとなります。
序盤はほぼ平坦のユルユル登りですが、暫くすると徐々に斜度が上がってきます。
すると、ゲートを過ぎた辺りから斜度が一気に上がり8~10%の坂とワイディングが続き、そこを過ぎるとやや緩みますが、少し走ると13%前後のドーナツゾーンが現れます。
そこをなんとか駆け抜けると200m程のほぼ平坦な斜度になります。初めて来た時はゴールに思えたんですが、このゾーンを過ぎてからがクライマックスです。
最大斜度14%。最後の最後にガツンッ!と来ます。(^^;
ゲートを過ぎたらゴールです!\(^o^)/
……なんですが、実は城山湖へ行こうと思えば、もう少し登らねばなりません。
斜度は見た目はある様に見えるんですが、5%~6%ぐらいで、それまでの坂に比べれば大した事はありません。
そして、城山湖へ到着~。(^^
少し標高がある所為か、平地に比べて桜が残ってました。(^^
見晴らしも良く八王子から所沢方面が良く見渡せます。
なかなかの景色で、頑張って登ってきたご褒美にピッタリです。(^^
暫く休憩したら都井沢へ降ります。
都井沢への下りは極端にキツイ斜度がないので、気持ちよく下れます。
都井沢まで下ってきたら、413号線を走って、一路、是非行きたかった”ゼブラカフェ”へ向かいます。
津久井湖ゴルフ倶楽部の坂手前にゼブラカフェはあります。
外見は工場か倉庫なので、一瞬通り過ぎてしまいました。(^^;
さぁ、ゼブラカフェといえばクロワッサン。そして、その特徴はそのデカさ。
注文する時はそこまで大きさは感じなかったんですが、実際、目の前に運ばれて来たら
デカい…。(^^;
2つも頼むと腹一杯になります。
消費したカロリーを超えて過剰摂取かも…。(^^;
このゼブラカフェ、店内にサイクルラックがあり、そこに自転車を置けるので、盗まれる心配がないので、すごく落ち着いて食事ができます。
そういった点でもサイクリストにとっていいカフェです。(^^
暫し休憩したら、帰路につきます。
帰りは尾根幹から外れて尾根緑道を通って帰ります。
なかなか雰囲気がいい道です。
キツくないアップダウンが続き、初心者のサイクリストが坂道に慣れるにはよさげな道です。(^^
総走行距離 114.5km
獲得標高 938m
城山湖は4つのコースで斜度に富んでおり(激坂もあるでよ)、トレーニングにはもってこいです。
私の場合、尾根幹までウォーミングアップで尾根幹からはトレーニングと言った感じで丁度いい感じです。
そして、トレーニングの後はゼブラカフェやオギノパンで補給というお楽しみもある。
距離も城山湖を2、3本登っても120km~130kmで済むので、朝早く出れば昼過ぎには帰ってこれる感じですので、ちょっと行ってくる!といった感覚で走れます。(^^
ヒルクラに強くなる為のトレーニングコースを見つける事が出来ました!\(^o^)/
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、半泣きになる…。
みなさん、こんにちは!
ホイールを替えてからというものの、想像以上に坂が登りやすくなり、これは結構、峠でイケるんじゃね?と思う日々。
どこか面白そうなコースを辿って峠を登って帰ってくるコースはないものか?と思案していると、以前より行ってみたかった”パン工房シロクマ”が再開したという情報を見つけたので、まずはシロクマに行く事を決め、じゃぁ、そこから登れる面白そうな峠は?と探してみると、自転車仲間の中でかなり登りごたえがある峠と聞いた”白石峠”を見つけたので、シロクマで補給した後に白石峠で腕試しをする事にしました。
シロクマまでは荒川からアクセスする事にして、荒川を走るんだったら榎本牧場へ行こう!と思いつき、出発→彩湖から荒川→榎本牧場→物見山→パン工房シロクマ→白石峠という、自分の中では、我ながらなかなか面白そうじゃね?なコースが出来上がりました。
さて、榎本牧場のオープンは9:30ですのでそれに合わせて朝早く出発します。
朝早くとは言え、平日の環七は車が多く、非常に走りにくい…。(^^;
彩湖に辿り着いただけで、結構疲れが…。
ただ、この日の地獄はここからでした……。(@@;
この日の荒川峠は斜度がどうも5%ぐらい上がっている様で、自転車が前に進まない……。(><;
凄まじい向かい風で、まず、アウターで走れません。インナーに入れてヒィヒィいいながら一生懸命漕いで17kmとか18kmぐらいしか出ない状況で、気を抜くと15kmぐらいまでスピードが落ちてしまう始末…。(><;
榎本牧場に到着したのは予定より1時間オーバーの10時半…。
すでに疲労困憊状態です…。
この世の坂が50%増加していいので、この世の向かい風を50%減らして欲しい…。
ただ、疲労困憊の身体にジェラートの甘さが染み渡り余計に美味しく感じます…。(^^
榎本牧場でゆっくりしたい所ですが、ゆっくりするだけ時間が押してしまうのでジェラートを食べ終わったらすぐに出発します。
榎本牧場からは荒川を離れ西へ西へと進みます。
風は向かい風ではありますが、インナーに落とすほどでは無くなりました。
まぁ、向かい風なのでテンションは下がりっぱなしですが…。(^^;
暫く走ると丘らしきものが見えたので、googleマップを確認すると、物見山でした。
さぁ、まずは軽~くヒルクラだ!
……ア、アレ……。
ゼェ、ハァ……。
楽な坂だって聞いていたのになぁ……。
ホイールも替えたし…、こんな筈では…。
……ナメすぎてました…。(^^;
心構えって大切です。
それなりの心構えであれば、ペース配分を考えての落ち着いたペダリングで淡々と登っていたんでしょうが、ナメていたので、ガシガシ踏み込んで脚をずいぶん削って、疲れ果てるハメに…。(^^;
物見山を登り切ったら、待望の下り。
それまで、向かい風やら登り坂の高負荷の運動ばかりだったので、この日初めて楽な瞬間でした…。
少し下ったら、右折して西へ向います。
この時、そこ辺りは桜満開の時期で景色も良く、気温もポカポカしていて、なんともノンビリした感じです。
向かい風でなければ!(><;
正直、ウンザリでした…。(^^;
そして、ヘロヘロなりながらも第二の目的地”パン工房シロクマ”に到着!\(^o^)/
平日ですが、サイクリストもちらほら。地元の方も多く来ていて、パンもいくつか売り切れていました。
常時向かい風を80kmも走ってきたので腹は減りまくり。なので、パン4つ食べても大丈夫!
左から定番人気の”ごぼうパン”、見た目激旨そうなので買った”生姜焼きパン”、甘いものが食べたかったので”くまさんのほっぺ”、名前に惹かれて買った”バーモントカレーパン”。
ごぼうパンはごぼうをマヨネーズで和えたものがふわふわのパン生地にのっており、ごぼうの歯ごたえとふわふわのパンの食感がなんともいい感じで、流石は定番人気です。(^^
生姜焼きパンは、名前のまま生姜焼きをパンで挟んだものですが、生姜焼きの味付けがやさしく、これまた旨い!私が買ったのが最後の1個だったので、人気なんでしょうね~。(^^
くまさんのほっぺはふわぷにのパン生地のクリームパンで、これまた食感がいい!(^^
そして、バーモントカレーパン。一般的なカレーパンと違って揚げてはなく、中のカレーは私好みの具がゴロッとした家庭で作ったカレーがそのまま入った様な感じで、味はバーモントカレーというだけあって、まろやかな感じでやさしい。今まで食べたカレーパンの中では最高です!(個人的感想w)
一様にやさしく美味しいパンです。なんとも心落ち着きます。(^^
目の前の里山を眺めながら、腹が満たされてくると”今日はもうここで終わりでもいいよな…”という考えが頭をよぎり始めます…。(^^;
正直、向かい風で疲れきってました…。(^^;
これから白石峠に行くには10km以上走らなければならず、そこから峠を登るなんて、当時の自分にとっては狂気の沙汰です。
それでも、折角ここまで来たのに帰るのも勿体無い気がするし…。
よし、入口だけ見に行こう!という事にしましたw
ときがわ町を目指してときがわ町役場の所を左折すればあとは1本道です。
向かい風はやや収まりましたが、やや登っているので、ツライさが変わらない…(><;
斜度も段々と上がってきます。その途中ですが、一つの建物が目に入りました。
有志によって作られたサイクリストのオアシス”ときがわベース”です。(^^
こんなとこだったんだ…。
とりあえず時間押し気味なので、ドリンクだけ補給して再出発します。
そこから先はまた斜度が上がり時折7%前後の坂が出てきます。
フレッシュな足だと何でもないんですが、色んなものが重なって疲労困憊で、かなりツライです…。(^^;
そして、とうとう到着しました。
白石峠の入り口…。
さて……。
どうするか……。
……
……
……
……行くか……。
正直、この時点で90km。それも向かい風と登り基調の中を走り続けて疲労は溜まりまくってますが、ここまで来といて帰るのはもったいない気がして…。(^^;
私が入り口で迷っている間、2台程ロードが登っていくのを見ているとなんだかウズウズしてきます…。(^^;
まぁ、無理そうだったら途中引き返してもいいやと挑戦する事にしました。
ただし、当日持って行ってた鍵が1.2kgという重い鍵だったので、それは標識の根元に掛けて置いて行って軽量化を図りますw
一呼吸置いたら意を決して登り始めます。
……いきなりツラい……。(><;
登り始めたらすぐにガーミンの斜度は10%を指して、そこから全く落ちません…。
道中、白石峠から○○kmの標識があり、つまり後どのぐらい走れば峠に到着できるかが分かるんですが、序盤でこれをみてはダメです。
一生懸命半泣きの状態で漕いで、もう大分登ったんでは?と思っても、実の所、まだ1kmしか登っていないなんて事実を知った時、心からミシミシッ!という音が聞こえました。(^^;
先にも述べた通り、無理そうだったら引き返せばいいやなんて思って登り始めたものの、やはり登り始めると、なんとか登りたい気持ちが強くなってきます。
もう出来る事は無心にクランクを回し続けるだけです。
回し続けていれば、いつかは峠に着く!……ハズ……。(^^;
とにかくあと○○km標識は見ない様にします。
半分を過ぎたぐらいでしょうか?クランクが少し軽くなった気がしたので斜度を見てみると7%を指してました。
その頃、7%というと楽には感じない斜度でしたが、さすがに二桁斜度が続くと緩い登りに感じます。(^^;
まぁ、緩く感じる様になったとは言え、それまで貯めた疲労は半端ではなく、やはり無心に淡々とクランクを回すしかありません。
そうこうしてる内に目に入った看板が"白石峠から2.0km"。
あと2km頑張れば白石峠!もうここまで来たら引き返すなんてありえない!
…なんというか、ロードバイクはメンタルです。
疲労困憊、脚は限界でクランクを淡々と回すのがギリギリな感じだったんですが、標識を見ただけで、なんだかイケそうな気がしますw
そして、パラグライダーの飛行場が見えて峠が近い事を感じ取りました。
あとひと踏ん張り!
が、目の前には真っすぐ続くキツめの坂…。
ロードバイクはメンタルです。
途端にギリギリな状態に戻って、またも半泣きになります…w
最早、淡々とクランクを回せる状態ではなく、もう意地だけで必死にクランクを回すというより、力の限り踏み続けると言った方がいいかもしれません。
そして……
づ…づいだぁ…… 。(T▢T
なんとか脚つきなしでフィニッシュ!
序盤でくじけそうになりながらも脚つきなしで登れたのは、正直、自分で自分を褒めてあげたい気持ちです!!
タイムは38分。まぁ、マズマズか…?
そもそもTTしてた訳ではないというか、TTなんてできるコンディションではなかったし…。(^^;
暫し峠付近で休憩しますが、白石峠自体景色がいい訳ではないので、しばらくすると飽きてしまうので動き出すことにしますが、選択肢は2つ。
1.素直にさっさと下山して帰路につく。
2.ヘロヘロ状態の身体に鞭打って、もう少し頑張って堂平山の絶景を目指す。
ん~~~~~~~~~~~~。
2だな。
2km弱登るだけで絶景が見られるのに帰ってしまうのはもったいない。
つくづく自分は貧乏性だなと実感します…。(^^;
白石峠から堂平山山頂へ向かう坂の斜度はそれまでに比べたらユルユルなので、脱力ペダリングで登って行けます。
登り始めてすぐにパラグライダー場があります。
はぁ~頑張ってよかった!\(^o^)/
こういうご褒美があるから坂が苦しくても登れるんだと思います。(^^
山頂はまだ登った先なので、どのような景色が広がっているのか楽しみになります。
斜度もキツくないので、さっきまでの疲労はどこへ行った?といった感じでクランクを回せていきます。
つくづくロードバイクはメンタルです。(^^
しばらく登ると天文台が見えてきます。
到着!!\(^o^)/
360のパノラマビューイングです!
しばらくボォー( ゚Д゚)と景色を眺めます。
ああ、ここまで来て良かった……。(^^
そして、ふと考えます。
これからまた90km以上走って帰らないといけないのか……。(^^;
さぁ、ここからは漕がなくていい下り。
気持ちよく下っていきます。
それまで、向かい風か坂しかなかったので、至福の時間かも知れません。
だがしかし!
それは突然でした…。
軽トラがカーブで膨らんで曲がって来やがった!!
今思い出してもあのクソ軽トラは許せない!!
まず、そのまま走っていたら正面衝突は避けられない状況だったので、左へ避けたんですが、避けた先は谷……。
空飛ぶ能力あれば、そのまま飛ぶのも悪い選択ではないんですが、生憎、そんな能力は習得してません。クソ軽トラを何とか回避して右へ戻したんですが、今度は壁…。
もうダメだ…と思った瞬間壁の手前のぬかるみに前輪が嵌り込み一回転。
運よく?悪運強く?とにかくまともに壁に突っ込む事だけは避けられました。
ただ、一回転した時に”ゴツッ!”と頭に衝撃がありました。
壁に頭をぶつけたらしく、この時程メットをありがたく思った事はありません…。
メットを被っていなかったら……(@@;
とにかく、体はなんともない。
自転車は……何ともない様だ……ホッ……。( --)=3
とりあえず、自分がそのまま自走で帰れる事が確認できたら、何事もなかった様に走り去ったクソ軽トラに対して怒りがフツフツと沸き立ちます。
あんのぉクソ軽トラぁぁぁぁぁっ!!
怒りのあまりクソ軽トラを追いかけようと再び坂を駆け上がろうとします。
したんですが……。
すでにかなり色んなものをすり減らしている状態なので、もう、無理でした…。(^^;
ロードバイクはメンタルとはいえ、ネガティブ方向である怒りは力にならない様です。
……帰ろう…。
ただ、白石峠を過ぎた先の10%を超える坂が続く下りはブレーキを離せば一気に加速するし、止まらないからと言ってキツくブレーキを掛ければ後輪がロックしたり、前につんのめってしまうし、カーボンホイールなのでブレーキ熱も気になる。そして、ブレーキを掛けやすくするために下ハン握ってると首が痛くなる。
ものすごく疲れました…。(--;
白石峠の入り口まで戻ってきたら、軽量化の為に置いて行った鍵を回収して再び下り始めます。
そこから先は斜度はキツくても7%ぐらいなので、楽です。
なだらかな下り坂最高~!\(^o^)/
少し下ったらときがわベースでしばし休憩をとります。
サイクリストの有志によって作られただけあって、自販機にクリートが売っていたのは驚きです。
こんな所が各地にあればいいですねぇ。(^^
もう、疲労困憊なので2時間ぐらい休憩したい所なんですが、そんなに休憩をしたら自宅に帰り着くのは真夜中になってしまいます。なので、鉛の様に重い体に鞭打って出発します。と言っても30分以上休憩してたんですが…。(^^;
ただ、そこからは下り基調なのと風向きが変わらないので、今度は行きと違って追い風となり、楽にスピードに乗れます。\(^o^)/
ただ、googleマップで検索したルートが距離優先のルートだったので、途中迷ってしまうハプニングもありました…。(^^;
とは言え、なんとか環八まで帰ってこれたら後は追い風に乗って南下して途中左折して少し走ればいいだけ~~~\(^o^)/
……だったんですが、そこに思わぬ伏兵が現れました。
それは……雨。(--;
天気予報では降水確率20%で夕方までは降る気配はなかったんですが、結構な雨が降ってきました。
この時ホイールを替えて初めて経験する雨でした。
ブレーキを強く握っても止まらないぃぃぃぃぃっ!(><;
ブレーキを掛けた時の空走感は恐怖です。(@@;
ブレーキを掛けてもどこで止まるのかが読めないので、ノロノロとしか走れません。
あともう少しで自宅なのに。
それとブレーキ以外に白線、グレーチング、マンホールと滑りやすい場所に疲労困憊のメンタルがゴリゴリ削られていきます…。
なんとか自宅に帰り着いたのは21時前…。
走行距離 198.6km
獲得標高 1424m
あと少しで200kmだったのと、ヤビツ峠より高い峠に登れたのはすごく自信になりました。
ただ、雨にずぶ濡れの自転車…。
放っておくわけにはいきません…。
自分もずぶ濡れになって、クタクタのヘロヘロですが、メンテをしなければなりません…。(^^;
もう……半泣きです……。
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、徘徊する。
みなさん、こんにちは!
ストレスが溜まりやすい昨今、どこかでそのストレスを発散しなければ正直、心身が持ちません。
少し前まで東北に勤務していた時には、春から秋にかけては渓流釣り、冬はスノーボードで発散してました。
ただ、東京に引っ越してからは、釣りに行こうにも足がない。スノーボードをやりたくても近くに雪山が無い。ストレス発散の手段がない状態でした。
たまのジョギングと映画を見て泣く?(^^;)のがストレス発散だったでしょうか?
それが、2016年の晩秋に釣りに行く足とするつもりで購入したクロスバイクで状況は一転。今では自転車は最高のストレス発散となりました。(^^
基本は休日にほぼ丸一日クランクを回してストレスを撒き散らしながら走り回ってます。恐らく、多摩川、境川、周辺の山々の草木は私のストレスに汚染されてるに違いありません!w
ただ、ストレスが1日で一気に溜まった時や、雨が降りそうな休みの日の前日は夜に走ってストレスを撒き散らすことにします。
今回は休みだけど雨が降る予報が出ていたので、ナイトライドする事にしました。
ナイトライドをする際、行く方向は西の横浜か、とりあえず東の皇居へ向かってそこからは何も考えずに徘徊します。
今回は皇居コース。
皇居に着いたら皇居を2周ほどしますが、ガチで練習をしている人が居たので、なんとかついて行こうとします。
信号停車が無いとついて行けません……!(><;
こんな人達について行くには、多分、色んなものが足りないんでしょう…。(^^;
皇居でゼェハァした後はそこ辺りのビル群へ行きます。
夜10時ぐらいにもなるとビジネス街は人っ子一人居ない状態になり、道路も1台も車が通ってない状態になってたりするので、結構走りやすかったりします。
そこからはあてもなくウロウロとし、気が付くと上野の近くまで来ていたので、上野公園に行ってみる事に。
桜は満開になっている筈なので、夜桜見物でも……と思ったんですが、花見客は少なかったものの、学生とおぼしき若者連中が大騒ぎしていており絡まれるのも嫌だったので、公園の中を流しただけで後にしました。(^^;
その後もあてもなくウロウロし、いい感じ?に迷子になり、気が付けば、なんか大きな川を越えたな…と思ったら荒川を越えてました。
流石にそれ以上遠くまで行っても面白みが無くなりそうだったので引き返す事に…。
戻る事に関しては簡単。
国道を見つければ後は日本橋に向かって走るだけです。(^^
日本橋の桜もなかなかでした。(^^
出発した時は気合十分、下手したら朝まで走ってやる!……と思っていたんですが、この時点で眠気が襲ってきて、もぉ~かえろぉ~~と帰路につく事に……。
走行距離 51.2km
昼間だと車も人も多くて自転車では走りにくい東京の中心部も繁華街にさえ近づかなければ非常に走りやすく、また、地方出身者の自分には、また違う東京を見る事が出来て非常に楽しく感じます。(^^
今の所、ナイトライドをするとすれば、横浜か東京の中心部ですので、また違うところも走ってみたいですね。(^^
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、花見をする。
みなさん、こんにちは!
前回、”フルクラムレーシングゼロカーボン”という翼を手に入れ、以前に比べて断然、坂が登りやすくなったマイチャリ。
これは、どこかにいかねば……!
よし、花見に行こう。
え?峠とかに行くんじゃないの?となるんでしょうが、この時の季節は春。
丁度、桜がいい具合に咲いてるわけですよ!
寒風吹きすさび運動強度を無理やりにでも上げて身体を温めなければならない冬から、ポカポカとした春になり、の~んびりダラダラ走れる季節です!
それも桜を愛でながらウロウロするなんて考えただけでもワクワクします。
というわけで、今回は多摩川と境川を尾根幹で結んで”桜ライド”です。(^^
春から仕事の都合上、平日の休みが入る様になったので、平日の休みで桜ライドを敢行します。
暖かくなって土日は人が溢れかえって、とても走りにくい多摩サイも平日であればすいており、気持ちよく走れます。
今回のルートで多摩サイの桜のポイントは丸子橋から少し遡上した等々力にある並木と、登戸の宿河原堰堤付近の並木です。
桜ポイントの間は10km近くあり、その間はだたひたすら走るだけです。
ただ、その日は暖かい日で、春を迎えて桜以外にも花は咲いており、そんな風景を楽しみながらの~んびり走るには絶好の日和です。
そう、の~んびり…。
の~んびり…。
の~ん……びり走れない!
ん~、ホイールを変えてスピードが乗りやすいっていうのもあるんですけど、なんというか、ホイールを変えて速く走らなければならない義務感みたいなものに囚われて、思わずガシガシ漕いでしまいます…。(^^;
特に平日の通勤時間帯が過ぎた多摩サイは人がおらず、スピードに乗りやすく気持ちいい!^^
なので、登戸に着いた時は結構ゼェハァ.してました。^^;
登戸から矢野口まで多摩サイを走って、矢野口からは尾根幹です。
新しいホイールで尾根幹を走るのはこの時2回目ですが、やはりギア1,2枚変わりますね~(^^
本格的なヒルクラをするのが楽しみになります。
町田市内を流れる境川は水量も少なく、雰囲気は春の小川と言った感じです。
なんとものどかな感じです。(^^
246を越えた所から桜のスポットが所々に現れます。
境川を南下して、境川のお楽しみと言えば”飯田牧場”\(^o^)/
……休店日でした……(T_T)
3月までは土日休みだったので休店日はなかったんですが、毎週水曜日が休店日らしく、この日は水曜日…。
これから先、どこか飲食店を目指す時はライドする曜日と休店日を気にしないといけません…(^^;
気を取り直して、折角境川を走るならと江の島まで行きます。
スポーツ自転車を始めて当初の目的は江の島に行く事でしたが、もう江の島には何度も来ています。(^^
今となっては、”ちょっと、江の島に行ってみようかな~”ぐらいの感覚になっているので、見事な距離感のぶっ壊れ具合ですw
帰りはそのまま境川を遡上しますが、河口付近にも桜並木があったので、そこでコンビニで食料を買って桜の下で桜を眺めながら補給。
大したものは買ってないんですが(←失礼?)雰囲気と相まってか、旨い!(^^
しばらくマッタリしたら、帰ります。
帰りは中原街道を通って帰りますが、アップダウンが続く道をインナーに落とさなくても走れるようになっているのは感動でした。
多少無理しましたが、ホイール買って良かった!(^^
走行距離 122km
天気も良く、気温も暖かく、桜並木ののんびりとした雰囲気で、さらに新しいホイールでペダルも軽く、気持ちのいいライドでした。(^^
さぁ、峠にいかねば……。
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、翼を手に入れる。
みなさん、こんにちは!
前回、堪えきれずにハイエンドモデルのホイールに手を出すという暴挙にでて、ホイールが届く所までお話ししましたが、今回はその取付、そして試走について話します。
初めてのガイツーで不安ではありましたが、無問題で無事に手元に届き、翌日の朝、前日の飲み会による二日酔いで頭痛がするものの早く試走がしたく午前中に作業を終わらせる事を目標に取付作業を始めました。
慣れている人ならば、何でもない作業なんでしょうが、コチとらチューブ交換ぐらいしかした事のないズブの素人。
取付を教えてくれる先生はネットのみ。
ガイツーの不安より、まともに取り付けられるかの方が不安になります…。(^^;
まぁ、若かりし頃、友達と二人で車の足回りを一切の説明書なしに弄ってた事を考えれば、簡単なのかもしれませんが…。(^^;
とにかく箱からホイールを出して取付作業に取り掛かります。
写真があれば、細かい工程を説明できるんでが、この時は写真を撮るなんて全く思いつかないぐらい余裕を持ってなかったのか?はたまた二日酔いが酷かったのか…?w
まずは後輪のホイールにスプロケットを取り付けます。
歯の順番と向きを間違えなければ問題ないんですが、新しく買ったスプロケット締め付け用のレンチを使って締め付ける際、どのぐらいのトルクで締め付ければいいのか分かりません。(@@;
とりあえず、どこかにゴリゴリという感触がするぐらい締めればいいと書いてあったと思うので、ゴリゴリという感触がするぐらいまで締め付けました。
本来ならばテキトーではダメなのか知れませんが、今の所問題ないので、大丈夫なんでしょう…。(^^;
次に前後輪共にタイヤ・チューブの嵌めこみ。
新品のタイヤは固く中々リムに嵌らず、かなり苦労しました。( ´Д`)=3
そして、ブレーキシューを専用のものに交換して、さぁ!あとはクイックリリースを取付て締め込めば完成だ!
……とはいきません。
かなり苦労したのはタイヤ…。
なかなか硬くて嵌らないタイヤを何とか苦労して嵌め込んでたんですが、何故がチューブが傷ついており、1度も走る事なくパンク…。
フゥ~終わった……と思ったら、アレ?空気が抜けてる…?(@@;
を繰り返す事5度…。(--;
修理しつつチューブを3本ダメにしました…。(><;
結局、手元にチューブが無くなってしまい、買いに行かないといけなくなるハメに…。(><;
ただ、それは苦労すればどうにかなる事なので、まだいいんですが、もっと深刻な事が……。
ホイールを取付てクランクを回した時です。
カッチン!…カッチン!…(@@!?
スプロケットから断続的に音がするのでよく見てみると、スプロケットが1周する毎に歯が1ヶ所だけ引っ掛かり音をだしていました。
これは明らかにマズい……。(@@;
以前からディレイラーの調子はあまり良くなかったんですが、新しく付けたスプロケットでズレが顕著になったんでしょう。
自分で弄るのもありなんでしょうが、ドツボに嵌った話もよく聞くディレイラー調整。ここはプロに任せるのがいいと考えました。
後輪はパンクしてない様なので、後輪はレーゼロ。前輪はノーマルという状態で、あまりトルクを掛けない様にショップまで走って行く事に…。(^^;
一漕ぎでん!?ってなりました。
軽いぞ…。(@@!
大して踏まなくても自転車がスゥーと進みます。
明らかに軽く、ケイデンスがすぐに上がっていき、スピードが乗っていきます。
これはスゴイものを買ったかもしれない!?テンションがあがります!
後ろの部分からバチ!バチ!とハデに音を出しているのでトルクをなるべくかけない様にしか踏めませんが…。(^^;
前輪まで完成したらどうなることやら!?期待で胸が高鳴ります!!
後ろの部分からバチ!バチ!とハデに音を出していますが…。(^^;
そして、ブレーキを掛けた時です。
後ろから”シュルルルルル”とカーボンリム独特のブレーキ音が聞こえます。
そのブレーキ音がカーボンホイールを手に入れた事を認識させてくれます!
ブレーキをかけてテンション上がるなんて生まれてこの方初めてです!(^^
クランクを回せば、後ろの部分からバチ!バチ!とハデに音を出していますが…。(^^;
8kmほど走ってショップに到着。
以前、初期点検でディレイラー調整したら調子がイマイチになった事を話したら、タダで調整してくれました。(^^
あとはチューブを買い足して自宅に帰ります。
帰りはあのバチバチ音は鳴りません!(^^
っていうかディレイラーの調子が今までになくイイっ!!\(^o^)/
加えてガッツリ焦げるので思いっきりパワーを掛けると、今まで違う加速をします!
いやいや、前輪の交換も完了させてからが楽しみです。
自宅に帰り着いて、再びタイヤとの格闘が始まりますが、まずはグーグル先生にパンクの原因を聞いてみます。
その中で思い当たる事が一つ。
タイヤをリムに嵌めていくと最後の方は状況的には力技でタイヤのビートを引っ張り上げてリムに落とし込まないといけない感じになります。
そこで私はタイヤレバーを使ってテコの原理でリムに落とし込んでいました。元の鉄下駄ホイールのパンク修理はそうしてきました。
実はその行為、タイヤレバーでチューブを傷つけやすいらしいんです。(@@;
チューブの傷はバルブの丁度反対側、つまりタイヤレバーを丁度使っている位置。恐らくはそれが原因でパンクを繰り返していたと思われます。
とはいえ、じゃぁ、あのパンパンに張ったビートをタイヤレバーを使わずにリムに落とし込むにはどうすればいいか?
タイヤの真ん中ら辺をつまんで反対側へ引っ張る様にすると……あれあれ?大して力を入れなくてもタイヤのビートがリムに飲み込まれていきます。そして、カポ!とあっけなく嵌っていくではないですか!(@@
未使用チューブを3本ダメにして目からウロコのタイヤ交換のスキル を身に着ける事が出来ました!\(^o^)/
”経験に勝る先生はいない”です。
タイヤを嵌め込んだら空気を入れて完成!\(^o^)/
今度こそ空気が抜けません!
そうなったら試走です♪
昼前には試走にでてるはずが、時すでに15時前…。(^^;
とりあえず、性能がどれだけ変わったのか知る為に坂を織り交ぜて走ろうと多摩サイと尾根幹を走る事にしました。
で、調子に乗って走ってもっと先に、もっと先にと進んでる内に中国料理の”双龍”まで行ってしまい、気が付けば120km走っており、帰って来たのは21時前になってました。(^^;
さて、今回、”フルクラムレーシングゼロカーボン”に換装して変わった事。
まずは……
見た目!!
まずはソコか!?となるかもしれませんが、ホント、劇的に変わったんですよ。
以前、ロードを手に入れた時、色的にデザイン的にかなり地味だという事を述べました。
それが今回、カーボン色のホイールに変わったことにより、雰囲気が野暮ったい感じから、かなり戦闘的な感じにかわりました。
こんな感じです。
まさに、みにくいアヒルの子が白鳥……
いや、違うな……
そう……
そうだ……!
みにくいアヒルの子は鷹になったのです!
FOCUS…
英語が不得意な人が読めばホークスと呼んでもおかしくない!(ちょっと強引?^^;)
ホークスと言えば、わが愛する球団”ソフトバンクホークス”。
”若鷹軍団”です!\(^o^)/
よく考えれば、カラーリングも黒ベースの白文字でホークスのビジターユニフォームと同じなんです。
だから、私のロードは鷹になったのですw
まぁ、アホな暴走・妄想はともかく、正直、ここまで印象が変わるとは思いませんでした。(^^
これだけでも買って良かったかもです。(^^
そして、走り関する事ですが、これもすこぶる変わりました。\(^o^)/
ホイールを変えた時によく”変えたけどあんまり体感できず、ノーマルに戻して初めて変わったと体感できる”と言われますが、これは如実に体感出来ました。
まずは漕ぎだし。
ノーマルの時はフロントアウター+リア2枚目でスタートしてましたが、フロントアウター+リア3枚目か4枚目で同じ感覚のスタートができました。
つまり軽いんです。
その軽さは坂道でも同様で、ノーマルの時より1~2枚ギアが軽くなりました。
尾根幹のバーミアン坂をそれまではインナーローまで入れてましたが、1枚余らせて登れるようになりましたし、中原街道の神奈川から東京方面はインナーに入れることなく走れるようになりました。
平地ではその軽さで、30km/hまで一気に加速します。
巡航速度はノーマル時より+2km/hぐらいでしょうか?リムが軽いので速度の維持に力が要りそうですがハブの性能がいい所為か楽に維持が出来ます。
そのハブ性能ですが、ホイールの軽さより、ハブ性能の方が恩恵があるんじゃないか?と思えるぐらい効果を感じます。
例えば、中原街道の一部の長い下り坂にて、クロスバイクで57.5km/h、ロードノーマルホイールで59.5km/hいずれも若干漕いでのスピードだったんですが、ホイール交換後は全く漕がずに62.5km/h…。(@@;
あと、空走時のスピードの落ちが少ないので、疲れた時は空走を混ぜつつ楽に走る事が出来ます。
漕ぎだしや坂道の軽さも恐らくハブ性能が寄与している事が多いと思われます。
硬さについては、レーゼロは硬くてレース向きではあるが、ロングライド向けではないとか言われてますが、正直、分かりません。(`・ω・´)
ロングライドは何度もしてますが、以前より足が疲れやすいとか、乗り心地が悪いとかはあまり感じてません。
ただ、ペダリングを意識せず踏み込むと足に疲れが溜まりやすい感じはします。
特に転がり抵抗が強い路面だと結構足に来ます。
なので、より効率よくペダリングする事を心掛ける様にしてます。
恐らく剛脚と言われる人が踏めばとてつもない反応をするんだろうなぁ…と思います。
ブレーキについては、カーボンリムはアルミリムと比べて効きが悪いとか言われてましたが、それについては問題なく効きます。ドライな状態である限りは。
雨の日に関しては、とてつもなく効かなくなります。
あの氷にブレーキシューを当ててる様な空走感は恐怖です…。(^^;
なので、雨の日はなるべく走りません!(`・ω・´)
まぁ、あの”シュルルルルル”というブレーキ音はいいですね~♪
ノーマルの時は”カスー”という音だったので、カーボンリムのブレーキ音は何とも所有欲を満たしくれる音です。(^^
以上がレーゼロカーボンへ交換した感想です。
無茶な買い物だったとは思いますが、結論として、買って良かった!\(^o^)/
思った通り登りが楽になったし、平地のスピードが上がったし、モチベーションも上がったので、これを境に一気に世界が広がった気がします。
まさに翼を手に入れる事ができました。\(^o^)/
ちなみに、試走の際、双龍で食べた角煮チャーハンは旨かった!(>▽<)ノ
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、貯金箱の底に穴が開く。
みなさん、こんにちは!
休日で雨さえ降らなければ自転車で出かける日々。
目的地は景気がいい所、おいしいものがある所…etc
そして、それは坂を越えないといけない事が往々にしてあります。
自転車に乗り始めた頃は坂がなるべくない目的地を選択したり、坂を回避するコースを選択したりしてましたが、これも回数をこなすにつれて慣れてくるもので、また、坂を登り切った先にある”達成感”が、いい景色を更によく見せ、美味しいものを更に美味しくさせるエッセンスとなり、気が付けば坂を目的地にしたライドをするようになりました。
ただ、坂が”キツイ”という事実は変わらない訳で、なるべく坂を楽に登れるようになりたいと考える訳です。
坂を登れるようになるには、”脚力を鍛える”、”体重を落とす”、”自転車を改造する”という方法があると思います。
その中で”脚力を鍛える”、”体重を落とすは”自分の身体の事で、アラフィフ手前の身としては、若かりし頃より更なる努力が必要となり、時間が掛かります。
そうなると金の力が必要となりますが、”自転車を改造する”という選択が坂を登れるようになる早道となってきます。
自転車の改造は色々とありますが、その中で代表的なものが”ホイール”。
ホイールも色々あり、タイヤチューブが一体化しており、直接ホイールに貼り付ける構造により軽量化を図ったチューブラー。タイヤとチューブが別となる一般的な構造のクリンチャー。最近は自動車のホイールと同じくチューブがなくタイヤだけで空気を入れられる事により軽量化を図ったチューブレスがあり、そして、その中で、空力で直線スピードに伸びが出て、更に見た目もカッコイイ、ディープリムのホイールや、逆にローハイトリムで徹底的に軽量化を図り、ヒルクライムでの軽さを目指したホイールがあります。
坂を楽に登りたい私が欲しくなったのは、より軽いホイール。
当初、欲しい!と思っていたのは、安心のシマノ”デュラエースWH-R9100 C24 CL ”
軽さだけで言えばアルミクリンチャーとしては図抜けており、大体諭吉君が11人ぐらいで購入可能です。
ただ、ネットでレビューを見てると、イマイチ評価が高くない…。(^^;
恐らくはモデルチェンジしてやや重くなったのと、シマノに対する期待値が高い事が影響しているとは思うんですが高い金額を出すのだから、失敗はしたくはありません…。
ん?ちょっと待て。
その前に…
湯水の様に使える資金がある訳ではない!
そもそもロードを手に入れて3ヶ月しか経っていないのに、また6桁以上の買い物なんて、いくらなんでも節操ななさすぎだろ?(^^;
なので、軽くていいホールがないものか情報を漁ります。
そうこう漁っている内に一つのワードに辿り着きました。
”カーボンクリンチャー”
カーボンクリンチャーと言うと、当時、ディープリムのホイールがある事は知っていたんですが、ローハイトの軽量ホイールがある事は知りませんでした。
辿り着いたホイールの名前は…
”フルクラム レーシングゼロ カーボン”
重量は WH-R9100 C24 CLよりも軽い1360gで、色んなブログのレビューを見ても軒並み評価も高く、カーボンクリンチャーではよく心配されるブレーキ面でも問題無さそう。
まさに理想のホイールです!(^^
まぁ、理想のホイールなんですが、当時のその定価は260,000円也。(^^;
日本のショップやネットで安く買おうと思っても200,000円以上します。
つまり、そこそこいいロードバイクが1台買える金額です。
もっと言えば自動車のアルミホイール4輪買える金額です。(@@;
輪っか2つだけでそんな金額するなんて……。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
カーボンクリンチャーに拘らず、アルミクリンチャーで考えれば10万~15万ぐらいで購入可能ですが、やはり6桁の買い物なので、簡単な話ではありません。
折角6桁もの買い物をするなら妥協をしての後悔はしたくないし…。
でも、金が湧きだす泉を所有しているわけでもない…。
とりあえずはボーナスが入ってからと考えます。
……考えました。
……考えましたとも……。
でもね……
ネットで欲しい情報が溢れている今日、物欲を我慢するのは至難の業なんです!(`・ω・´)
ボーナス入ってからと考えつつも、暇をみてはレーゼロカーボンを検索をして、レビュー等を見る。
物欲刺激されまくりです!( ;´Д`)
そんな中、とんでもない情報が入ってきました。
海外通販サイト、いわゆる”ガイツー”の”wiggle”でレーゼロカーボンが当時124,444円で買えるという情報を見つけました。(@@
これを逃す手はない!
一気に物欲が燃え上がったのはのは言うまでもありません。(^^;
早速、迷う事無く入荷したらメールが届くように登録をします。
だがしかし!
やはり狙っている人達が多いのと、恐らくは数多く出品してないせいか、入荷したメールが届いてすぐにwiggleにアクセスしたんですが、すでに売り切れ…。(@@;
この先、この金額で到底買えるとは思えない…。(--;
さて、一度激しく燃え上がった物欲はなかなか鎮火しません。
どこかwiggle並みに安く買える通販サイトはないものかと探しはしますが、そんなサイトはある訳もなく、高くても買ってしまおうかなという気分になる始末でした。(^^;
欲しい!
いやいや落ち着け、我慢しないと…。
でも、ホイールを変えれば自転車はもっと楽しくなるはず…。
でも、何度も言うが湯水のように使える金がある訳ではない!
と、まぁ、混沌とした気持ちで過ごす日々が数日が過ぎ、そんな中、ガイツーサイトを紹介するサイトを見つけました。
その中で紹介されていたガイツーサイトが”ProBikeKit”。
そのサイトによるとwiggle程ではないですが、レーゼロカーボンが安く買える様だったので、ProBikeKitについて調べてみます。
まぁ、偏見かも知れませんが、この手のサービスにおいて海外のものは日本より精度が落ちることが多いので、評価等の情報を集めて精査しないと痛い目に遭う事があります。
ProBikeKitの評価としては、残念な評価が50、問題なしが50と言ったところでしょうか?ただ、最近は問題無さそうな評価ですので、改善してサービスの精度は上がっている様です。
自分の感覚としては、ガイツーサイトの中ではwiggle、CRCに次ぐ3番手と言った感じです。
さて、あとは価格ですが、ガイツーサイトを紹介しているサイトでは、割引クーポン番号まで公開されており、そのクーポンを適用すると……
14万円切った…。(*´Д`)ハァハァ
wiggleのとんでも価格に1万5千円程足すだけで買えるなんて…。
でも、”違うものが届いた”とか、”届くまでに時間が掛かりすぎる”とか、”問題起きたら英語でやり取りしないといけない”とか不安な評価あるし…。
でも、最近はトラブルも少なくなったとか…。
いや、それ以前にお金が……。
う~ん悩ましい…
う~ん……
……
…
ポチ…。
あ~あ、右手人差し指がピクッと動いてしまいました……w
こう考えたんです。
どうせいずれボーナスが入って金を使うんだったら、今使ったって一緒じゃないか!
ああ、ダメな考え方だ…。
ダメな考え方と分かっていながら我慢できなくなるのは、自転車沼に嵌り込んだ者の性なのか…?(^^;
これで終わりではありません。
ホイールだけでは走れないので、タイヤを買わなければなりません。
当然チューブも必要です。
それと、スプロケも要ります。
スプロケについてはノーマルホイールから移植する手もありますが、ノーマルを練習用として使うならノーマルホイールにスプロケを残しておかなければなりません。
それと、私のFOCUSはオールアルテと言いつつ実はスプロケは105だったりします。なので、大きな買い物ついでにアルテのスプロケにすることにしました。
スプロケを取り付けるためのレンチも必要となってきます。
合計15千円程の追加でした。
結構効きます……。(^^;
さて、あとはトラブルがあるかも知れない不安はあるもののホイールが届くのを待ちます。
発注して翌々日に注文を受け発送手続したとのメールが入り、10~15日後の到着との事でした。
追跡が出来る様になっており、ちょくちょく追跡してみると、アムステルダムに到着したとのメッセージが…。(@@;
一度オランダ経由した方が送料安いの…?
6日後、追跡をすると今度は税関に着いたとのメッセージが…。
税関…?
日本に着いた…?
イマイチ現状何処に在るのか分からなかったのですが、翌日、ピンポーン「郵便局でーす。」Σ(゚Д゚)
まさか……
郵便局員さんが持ってるのはデッカい箱……
ホイールが1週間で届きました~!\(^o^)/
中身もちゃんと”フルクラム レーシングゼロ カーボン”
全く問題ないどころか、予定より早く届きました!\(^o^)/
消費税と税関手数料7000円程を郵便局員さんに払って終了です。(^^
もう気分は上がりまくりです。(>▽<)ノ
そして貯金は……
下がりまくりです……(@@;
当然なんですが……。
たしかに安く買えたとは言え、アルミのロードを1台買える金額を使ったわけですから…。(^^;
でも、まぁ、そうなる事は覚悟した上での買い物だったので、ロード買った時と同じく、これっぽちも後悔はない!(`・ω・´)
さぁ、あとは取付て走るだけです。(^^
その事に関してはまた後日。
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、方向性が決まりつつある。
みなさん、こんばんは!
ロードバイクを趣味にするにあたって、色んな楽しみ方があります。
まったりポタリングをする。
グルメライドをする。
ロングライドをする。
ブルベやファンライドなどイベントに参加する。
レースに参加する。
etc……。
私の場合は基本はロングライドです。
ロングライドをして、普通は車で行くような場所へ自分の脚の力のみで行く。
目的に着いた時の達成感は、なかなかのものです。
特に”THE地方出身者”である私の様な者には、テレビで見た事聞いたことがある場所に着いた時には感動も一入です。
ただ、ロングライドをして距離を伸ばしていく内に避けられなくなってくるのが”坂”。
”坂”を登らないと目的地に辿り着かない所が増えてきます。
そうなると坂を登れるようになりたいと思うのは自然の流れで、そして、よく言われるのは”坂は登らないと登れない”。
なので、数々の坂に挑戦したいと思うようになってきます。
これまで登ってきた坂は、”尾根幹”、”宮ケ瀬湖”、”大垂水峠”、”ヤビツ峠””という感じで、ヤビツ以外はどれも初心者向けばかりです。ヤビツもそこまで難易度が高いと言える峠ではありません。
どこか適当な坂はないものかと色んなブログを漁っていたら、初級クラスだけどそこそこ斜度もあり、景色というご褒美もある峠を見つけました!
その峠は”入山峠”。
距離4.7km 平均斜度6% 最大斜度13%
とりあえず、頑張れば脚付きなしで登れるスペックです。
という事で、八王子を越えて陣馬街道を通って、入山峠の入口に向かいます。
陣馬街道を進んで”小川商店”前の分岐点で右へ行けば入口はもうすぐです。
目的地は入山峠なので、当然右へ向かいますが、そもそも初心者の分際で和田峠に挑むのは自ら死刑台に上がる様なものです。
程なく入山峠への入口へ到着。
八王子からは一般車両が入れない様になってます。
50km以上走っての到着なので、一休みして呼吸を整えてスタートです。
登り始めるとガーミンはすぐに7%~8%を指し、ずっと指し続けます。
きついが、脚付きをする程ではない坂練として考えるには丁度いいかもしれません。
ただ、道には結構な数の石が転がっており、踏めば落車するぐらいの大きさなので、石を避けつつ進まなければなりません。
ゼェハァしながら登っていくと視界がひらけて、なかなかいい景色が目に入ります。
そして、いい景色と同時に自分がこれから登らなければならない道が上の方に見えます。(^^;
”それでも終わらない坂はない!”と言い聞かせてクランクを回し続けます。
途中ハイカーの方々を抜いたんですが、抜く際、辛そうなところは見せたくないので、大きく息を吸い、途中で途切れない様に「こんにちはー!」と声を掛けて見栄をはります。
しかし、挨拶を返されるだけでなく、「自転車ですかぁ。どちらから?」と話しかけられてしまいます。
脚は付きたくないので、クランクは止めないまま返答しようとするんですが、見栄を張ろうとして息が乱れてしまったので余裕がなくなり、アホな返答してしまいます。
「え?…ゼェ…あ…ハァ…東京です…。」(ここも東京だっちゅうに!)
答えてすぐに自分がアホな答えをした事にすぐに気づき恥ずかしくなって、パワーを掛けてその場から一気に走り去ります…。(^^;
それまで、一定のペースとリズも保ってきたのに一気に崩れ去って息乱れまくり心拍上がりまくりで、一気に脚付きの危険性が高まります。
脚付きの危険性が高まると焦り始め、余計にペースを整える事が出来ません。
それでもトンネルの入り口が見え、終わりが近づいた事で落ち着きを取り戻します。
トンネルを抜けると噂の初心者でも味わえる絶景を目にする事が出来ます。(^^
当時は曇りだったんですが、なかなかの景色です。晴れていたら、さぞいい景色なんでしょうね。(^^
ただ、トンネルを抜けたところがゴールではなく、峠はまだ先にあります。
峠に向けてまた進み始めますが、途中崖崩れを起こしていて、自転車を降りて進まないといけない場所があります。
そして、入山峠直前……
ん?なんかクランクが段々重くなってきた…
ガーミンが指す斜度がぐんぐん上がっていき13%に…(@@;
これがラスボスってやつかぁ!
残ったパワーを掛けて一気に登ります。
そして、峠に到着!
峠と名の付くところは3つ目の制覇です!(^^
やはり達成感はなかなかのものです。
ヒルクラする事により見る事が出来る絶景と達成感。
これが、多くのサイクリストをヒルクラへと誘う要因なのかもしれません。
この時に私のこれからの自転車の方向性が決まったのかもしれません…。(^^
しばらく休憩した後、反対側の武蔵五日市へ下ります。
この武蔵五日市側……
道の荒れ方が半端ない。(><;
ヒビ、穴、落石だらけで滅法気を使って下らないとパンク、最悪は落車します。(@@;
川沿いを下るので、景色、雰囲気はかなりいいんですが、そちらを気に掛ける余裕がありません。(^^;
しばらく下ると採石場を過ぎます。採石場を過ぎると荒れまくりの道ではなくなりますが、ダンプカーが行き交うようになります。
狭い道をダンプカーが道幅いっぱいで走るので、正直恐怖です。(@@;
少し走ると道も2車線になるので、そこからは気持ちよく下れます。
下りきったら檜原街道です。
左へ行けばあの名前とはユルいが坂はキツい”都民の森”。
まぁ、無謀に行く事はしませんが…。(`・ω・´)
暫く走って多摩川に到着したら川下へ向かって帰路についてもいいのですが、昼飯を食べたいと思い、川上へ向かいます。
以前、行った気まぐれカフェへ行きます。
やっぱりオーナーの趣味が爆発した様なカフェです。
気まぐれメニューを頼みたかったんですが、オーナーが資材調達に行っているので、定番メニューしか出せないとか…。
資材調達……!?(@@;
雑貨屋もやっているので、商品の仕入れとかなら解るんですが、資材調達となると、また違ってきます。
ココのカフェ、多分、経営も気まぐれなんだな…。(^^;
で、頼んだメニューはビーフシチュー。
これまた旨い!
トーストとの相性もバッチリです。(^^;
食事を済ませたら多摩川をひたすら川下へ下って帰路に就きます。
3月下旬、暖かくなってきたせいか、走っててすごく気持ちがいいです。(^^
早咲きの桜も咲いており、雰囲気もいいです。
前半はガシガシ漕いでいたので、帰りは楽だけどユルすぎない、つまり効率のいいペダリングを心掛けて帰ります。
走行距離 140km
獲得標高 825m
消費カロリー 4270kcal
自転車を乗り始めた頃は敬遠していたヒルクラですが、ヒルクラを重ねるにつれて、だんだんと、その魅力に憑りつかれていきます。
ヒルクラの魅力に憑りつかれるという事は、やはり、ヒルクラを少しでも楽にこなす為の武器が欲しくなってきます。
むぅ……資金が全くない訳ではないんだが……。
駄文読んでいただきありがとうございました!