オッサンらいだぁ~、燃ゆる山を見る。
みなさん、こんにちは!
2018年は、夏は酷暑。9月も下旬になり、ようやく気温が落ち着いてきても、台風が多く、折角の休みも雨ばかり…。
愛車がゼリウスとなって、乗りたくて堪らないのに、まともに乗れない日が多く、フラストレーションが溜まっておりました。
地球温暖化がこんなに恨めしく感じる事はありませんでした…。(--;
10月下旬になると、雨の日も少なくなり、やっと、まともにライドが出来る様になり、丁度、紅葉の時期だと思い、紅葉を期待して御坂峠へ行ってみますが、前年より紅葉が遅れている様で、やはり酷暑の影響が出ている模様…。
2018年は、大げさな話ではなく、地球の危機を感じるに足る気象ではなかったでしょうか?
それは、置いといて。
前年、10月中旬に行った日光。週末だと観光客が溢れかえっている事を考えると、行くかどうか悩んでいたんですが、自転車仲間よりツアー・オブ・ジャパン古賀志林道に来てるから、翌日に日光に行こうとのお誘いがあったので、急遽、行く事にしました。
前回は北千住まで自走して、そこから東武日光駅まで輪行するというルートを取ったんですが、今回は新幹線で宇都宮まで輪行して、そこから日光を目指すルートを取る事になりました。
それにしても、新幹線輪行って便利ですね。
6時過ぎの新幹線に乗れば、7時前に宇都宮に到着するので、ライドの時間も余裕が出来てきます。
輪行自体は、好きではないんですが、自走では、さすがに限界があり、遠くに行こうと思えば輪行に頼らざるを得ません。
その中で新幹線輪行は、早く遠くに行ける上、朝早くであれば、東京始発で座れて、自転車を置く場所を確保できるので、ゆったりした気分で現地まで行けます。
まぁ、多少金の力が要りますが…。(笑)
宇都宮で自転車仲間と合流したら、駅から真っすぐ走って、県道70号線→国道121号線→国道119号線のルートで日光を目指します。
道中、杉林が続きますが、どれも太い!
後で調べて分かったんですが、400年前に植樹された杉で、日光杉並木といわれて有名らしいですね。
歴史を感じる凄く情緒がある道です。(^^
春先はスギ花粉症の人は大変かもしれませんが…。(^^;
今市からゆるゆるの斜度を登りつつ、前回、スタート地点の東武日光駅を過ぎましたが、前回と決定的に違うのが車の量! (@@;
前回は平日だったので、それ程車は多くはなかったんですが、さすが日曜日だと、とんでもなく多いです。
ここから、いろは坂の入り口まで7kmあり、そこから、いろは坂も混雑していると考えると、とても車で来ようとは思わない…というのは自転車乗り独特の考え方なんでしょうか?(^^;
さて、宇都宮からノンストップで走って来たので、いろは坂に入る前に休憩をしようと、東照宮前のコンビニへ寄ります。そこで事件が……
OTTOLOCKが壊れた……。(@@;
それも、ベルトを差し込んだところで、ベルトを抜き差しする際のボタンが押せなくなった……。
つまり、解錠出来ない……。( ̄□ ̄|||)
堅牢性の高さを誇る鍵です……。
マズイ、マズイ、マズイ、マズイ、マズイ、マズイ、マズイ、マズイ、マズイ!(゚Д゚;≡;゚д゚)
鍵が使えなくなっただけなら、自転車仲間もいるので、この一日のライドは続行できるんですが、このままだと、その場所から自転車を動かす事が出来ません…。(゚Д゚;)
ロックナンバーを合わせ直したり、逆にずらしてみたりしても、ボタンは押せる状態にはならず、ボタンを強く押してもピクリとも動きません…。
こうなったら、古典的な世界共通の直し方。”叩いて直す”!
……まぁ、そんな事で直る様なら、堅牢性に疑問符が付くというもの…。
まさに、八方塞がりな状況。(><;
途方に暮れかけて、何気にベルトをさらに奥に差し込んでみた時でした。
おや?若干だけどガタがある様に感じた…?
今度は思いっきりベルトを引き抜く動作をしてみるとガリッ!っとベルトが少し引き抜ける事が出来ました。
これはもしかして強引に抜ける…?
そこからは差し込んでは引き抜くを反復すると、少しずつベルトが抜けてきて、何十回か動作を繰り返すと、なんとか引き抜くことが出来ました…。(;´ Д`)=3
いやいや、今回は辛うじて事なきを得た感じですが、この様に壊れられると、にっちもさっちもいかない状況に追い込まれます…。(--;
以前、私はオススメの鍵として紹介しましたが、OTTOLOCK、再考の余地ありです…。
さて、鍵がどうにかなれば、再出発です。
まずはいろは坂を目指しますが、道中、自転車も車も多く、なかなかペースが上がりません…。(^^;
ただ、遠くに見える山は赤く、これからの景色に期待が膨らみます!(^^♪
そして、いろは坂の入り口に到着。ここから本格的なヒルクライムが始まります。
登り始めは多かった車の通りもそれほどではなくなり、景色も良く、快適に登っていたんですが……
半ば程で大渋滞…(><
思うように登れなくなります…。
車列はほとんど動かなくなり、左端は落ち葉だらけでスリッピーなので、センターライン上が一番安全に進めます。
トロトロと登り、ようやく黒髪平に到着。
前年、訪れた時より色づいており、まさに絶景!
一通り写真を撮ったら、再出発します。
…とは言え、大渋滞は相変わらずで、トロトロ登るのも飽きてきます…。(^^;
この渋滞は、やはり明智平まで続いており、明智平から先は、さっきまでの渋滞が嘘のように車の通りがなくなりました。
中禅寺湖に到着です!\(^o^)/
やはり前年に訪れた時より色付いており、ジャストタイミングの見頃で、来て正解でした!(^^
…という事は、中禅寺湖より上は落葉してる可能性が高いですが、さらに上を目指して、登ります。
中禅寺湖沿いは赤や黄色で色鮮やかに彩られています。
中禅寺湖を離れたらしばし登りが続きます。
やはり、沿道は落葉が進んでおりますが、それでも景色は悪くないので、耐え忍んで登ると言った感じはしません。
そして、斜度がなくなり平地になったら戦場ヶ原に到着です。
斜度がなくなり、スピードに乗りそうになる所ですが、荒涼感ある絶景を少しでも楽しみたく、ゆっくり走ります。
戦場ヶ原を過ぎ、少し登ると前年、日光に来て一番感動した絶景の場所、湯滝です。
紅葉こそ前年より落ちてしまってますが、水量は前年より多く、迫力があり、やはり、ココは日光を訪れたら、絶対に来るべき場所だと思います。(^^
湯滝を堪能したら売店へ。
実は、道中、バックポケットの補給食を落としたらしく、戦場ヶ原の手前でハンガーノックになりかけていたので、湯滝でダンゴを補給します。
旨い!多分ハンガーノックになりかけていなくても旨い!(^O^)/
ひと心地着いたらもう少しだけ登って、湯滝の上、湯ノ湖です。
湯ノ湖の向こう側に見えるのは、金精峠。国道で3番目に高い地点です。
前年はそこまで登りましたが、今回は、別に行きたい所があったので、パスします。
そこからは折り返して、来た道を戻ります。
戦場ヶ原を過ぎて、中禅寺湖へ下る途中、竜頭の滝で1枚。
そして、中禅寺湖に戻ってくると、やはり、紅葉がすごいです。
酷暑だった年なので、色付きは期待していなかったのですが、見事な色付き具合です。\(^o^)/
中禅寺湖に戻ってきたら昼食を摂ろうとしますが、前年行った有名なカレーや人気のカツ丼は大行列で、並ぶ時間がもったいないので、すぐに入れたカフェで済ませました。
ライドにおいて、食事は楽しみの一つですが、たまに食べ過ぎたり、脂っこさが 胃を重くして、その後のライドが辛くなると行った事があります。
今回食べたのは、豆とひき肉で出来た優しいカレーで、これからまた自転車を漕いでいくには丁度いい感じでした。(^^
さて、食事を済ませたら、今回、是非とも行きたい所、中禅寺湖展望台へ向かいます。
中禅寺湖の畔を中禅寺に向う道に入って、中禅寺を過ぎた辺りから斜度があがってきます。
少しは登るんだろうなとは思っていたんですが、これが結構なというか、完全にヒルクライム。心の準備が整っていないヒルクライムは結構堪えます。(^^;
それでも高度が上がるにつれて、絶景度も上昇してきます。
ただ、振り返れば…
これから登らなければならない道のガードレールが紅葉の中に見えます。
斜度は所々二桁を指し、なかなか登り応えがあります。
ただ、やっぱり景色はいい!\(^o^)/
中禅寺湖の反対側の景色もまたスゴイ!
そして、中禅寺湖展望台に到着。
人が多すぎて、なかなかいい写真が撮れなかったんですが、思った通りの絶景でした!
まぁ、ここまで約7km、なかなかのヒルクラレベルですが、登る価値は十分ありです。
中禅寺湖展望台から下ったら、帰路につきますが、第一いろは坂手前には超有名観光スポット、華厳の滝がありますので、立ち寄ります。
ニュースによると、秋口の台風や長雨で水量が5倍になっているとか…?(@@;
展望台の手前まで行くと、薄っすらと視界が白くなります。
アレ?霧?
いえ、水飛沫でした!Σ(・ω・ノ)ノ!
太陽の光が差し込み、神様でも降臨するかのような、なんとも幻想的な絵面になってます。
しかし、登り同様、ココも渋滞…。(--;
下りを気持ちよく下れないどころか、頻繁にブレーキを掛けなければならず、カーボンホイールには辛いシチュエーションです…。
車が無ければ恐らく気持ちよく下れるワイディングなんでしょうけどねぇ…。
…と、不意に視界が開けた時でした。
おおおおおーっ!何だこの景色!Σ(゚Д゚)
思わず声が出てしまいました。(≧▽≦)
山燃ゆるとはこの事でしょうか!?
いろは坂の九十九折は芸術の域です。(笑)
今回のライドで、ここの景色がハイライトでした!\(^o^)/
写真では伝わりにくいですが、色彩と迫力が凄いです。
渋滞のいろは坂を過ぎたら、長い長い下りです。
いろは坂を出たら車も流れだしたので、スピードはノリノリです。
そして、ものすごく寒いです…。(^^;
途中、東照宮前の神橋で1枚。
ココの景色もなかなかのものですが、紅葉がもっと進めば、1枚の絵画の様になるんでしょうね。(^^
そこからも基本的に下りで、ノリノリで走ります。
そして、あっと言う間に宇都宮駅に到着!
……と行きたい所ですが、今市辺りで日が落ちてしまい、例の杉並木、日中は雰囲気がいい道ですが、夜は街灯がない真っ暗な峠道みたいな様相になります。道は狭く路面もいい訳ではないので、スピードを抑え気味で走らないと危なく、思ったより時間が掛かってしまいました。
まぁ、安全に帰れる事が一番なので、無理せず走る事が大事です。
宇都宮に到着したら、食事をしてから新幹線に乗り込む事にします。
宇都宮と言えば餃子。
……なんですけど、宇都宮は餃子が名物という訳ではなく、消費量が日本一という事なので、まぁ、わざわざ並んで食べる事もないかと、サイクリスト御用達のカフェ”VeloCafe”に行きます。
注文したのはハンバーグ。目玉焼きが乗ったオーソドックスなハンバーグですが、旨い!\(^o^)/
そして、ポテトの量が半端ない!
お陰で眠くなるぐらいに腹一杯です。(笑)
宇都宮駅から自転車で3分ぐらいの場所にあるカフェで、店内に自転車を置けるラックがあり、自転車の事を心配せず食事ができるので、オススメなカフェです。
後は輪行準備をしたら新幹線で東京までひとっ飛びです。いやぁ1時間もかからず東京とか便利もいいところですね~。
走行距離 149.2km
獲得標高 1937m
やはり、絶景が続いていたせいか、いつの間にかよく走ってたんですね~。(^^
前年もいい景色だと思ったんですが、今回は輪をかけて絶景でしたね。
車の多さに辟易してしまう部分はありますが、紅葉見頃の日光は超有名なるだけあって、そこら辺は我慢していく価値は十分すぎるぐらいあります。
2018年度、3本の指に入るぐらいの絶景ライドだったと思います。
いやぁ、行って良かった!
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、行きつくところまで来た?
みなさん、こんにちは!
前回綴った通り、ロードバイク購入から2年も経たずに高額のNEWフレームを買うという、普通の人から見たら、理解しがたい、ぶっ飛んだことをやってしまいました。
注文した翌日の朝、少し冷静な心理になった時は、ああ、やっちまったかなぁ…。と後悔一歩手前の心理になっていました。
ただ、その心理も日が経つにつれ薄れてきて、1週間も経てば楽しみしかありません!(^^
もう後悔なんてこれっぽっちも無いですよ!(≧▽≦)
さて、今回手に入れたNEWフレームは、lapierre(ラピエール)のオールラウンドタイプのフレーム、XELIUS(ゼリウス) SL ULTIMATEというハイエンドモデルです。
ハイエンドモデルとは言っても、フレームセットの価格は¥389,000(税抜き)と、他メーカーのハイエンドモデルと比べると遥かに安いです。いや、まぁ、買い物としては決して安くはないんですが…。(笑)
フレームの重量は公表されてませんが、前モデルが860gで、今回も900gは下回っているという事なので、恐らく前モデルとは変わりないと思います。つまり、前に乗っていたフォーカス・カヨとほぼ同じ重量だと考えていいでしょう。
カラーリングはフランスのトリコロールをイメージしたもので、赤が蛍光色なので、鮮やかです。
造形は曲線が非常に美しく、シートステーがシートポストと直接繋がらない3Dチューブラーテクノロジーはアイキャッチになってます。
マニアックな事を言えば、この3Dチューブラーテクノロジーの部分を裏(下の部分)から見た時の造形は非常にきれいで、とても好きな部分です。
BB周りは非常に太く、そこから延びるチェーンステーも肉厚な感じです。
グランツールのヒルクライムステージで使用されるプロ仕様ですので、間違いなく高剛性のフレームです。
このフレームがショップに入ったとの連絡が入った週末、早速、フォーカスを持って行ってコンポ等の載せ替えをお願いしました。
組付け期間は1週間。
長~~~く感じる1週間でした…。(^^;
月末のプレミアムフライデーで仕事を早上がりしたら自宅に戻ってジャージに着替えてショップへ行きます。
途中、銀行に寄って大金を下ろして行きますが、ロードバイクを初めて買った日を思い出しました。
あの時は東京に出てきて1年目で、買ったショップが新宿だったので、銀行でお金を下ろしてからショップに辿り着くまでビビリまくって挙動不審な状態で歩いていました。(笑)
今回はさらに大金ですので、若干の緊張はしますが、ショップは銀行からすぐ近くでしたので、挙動不審までにはなりませんでした。(笑)
ショップに到着したら、ご対面です…
感無量…。
フォーカス・カヨを買った時と違って、全く妥協なく、自分が納得して仕上げてもらったバイクです。
我がバイクながら…
カッコいいよぅ、カッコいいよぅ、カッコいいよぅ…(≧▽≦)
一通り嘗め回したら(笑)、ポジションの確認をします。
ポジションはフォーカス・カヨからそのままコピーしたので、ほぼ違和感はありません。ハンドルの形状が変わり、ブラケットの付け根部分が少し落ち込んだ感じになりましたが、そこに手が嵌り込んだ感じになり、以前よりしっくりくる感じです。また、ブラケットの位置を基準にしているので、リーチが短い分、バーの位置が奥になったんですが、これもバーを握った時に以前はバーを握った時に漕ぎにくさを感じていたところが、ペダルに体重を掛けやすくなった感じになり、しっくり来ました。
ポジションの確認が出来たら飛び出たコラムをカットして完成です!(^^
後は防犯登録をして、ニコニコ現金一括払いをしたら、シェイクダウン!!(`・ω・´)」
ただ、一つだけ不安がありました。
大金出して買い換えたのに乗った感じや走りが変わらなかったらどうしよう…。( ̄▽ ̄;)
見た目が、走るモチベーションを上げて、走りが良くなるであろうとはおもうんですが、やはり、性能的にも求めたい所です。
まず、一漕ぎ目……うん、まぁ、変わった感じはしないかな……。(^^;
劇的に軽くなった訳でもないので、一漕ぎ目で体感できるはずもないんですが、そこからです……。
…Σ(゚Д゚)
おおおおっ!Σ(゚Д゚)
ペダルを回すごとに明らかにフォーカス・カヨとの違いがハッキリ判ります!
今まで、硬いとか柔らかいとかのレビューをよく見ましたが、レーゼロカーボンを履いた時でも、何となくボヤッとしか感じなかったんですが、今回はハッキリとコレが硬いという事か!と感じる事が出来ました!
フォーカス・カヨの時は加速の際、グン!グン!グン!と加速していたんですが、ゼリウスはス~~~~~っと滑らかに加速していきます。
ペダルに力が掛かった時の挙動が、フォーカス・カヨの場合は、少し溜めが入ってからペダルが落ちていく感じだったんですが、ゼリウスの場合は、ペダルに力が掛かった瞬間にスッと落ちる感じなので、ケイデンスがスルスルと上がっていきます!
そして、驚きなのが乗り心地。
アスファルトがやや荒れた路面に差し掛かった時でした。
…?Σ(゚Д゚)
おおおおおおおっ!Σ(゚Д゚)
なんだ、今の感覚はっ!?Σ(゚Д゚)
フォーカス・カヨもエンデュランスモデルで乗り心地がいいとされてますが、さすがに荒れた路面では、ガタガタと強めの振動が腰に伝わってきて、ペダルにも振動と抵抗が掛かりますが、ゼリウスの場合は、あれ?さっきの路面、荒れていなかったっけ?と思う程腰に振動が伝わってきません。ペダルもフレームの硬さが相まってか、抵抗感なくペダルを回すことが出来ます!
よく、硬いバイクを走らせたときスケートリンクを滑っている様という表現を聞きますが、ゼリウスの場合、乗り心地がいいので、オイルを敷いた鉄板の上を滑っている様な感覚でしょうか?
とにかく気持ちいい加速に、思わずニヤニヤしてしまいます。
まったく、傍から見たら、とんだ変人さんです。(笑)
そして、重要な坂。
フレームの硬さによるペダルの軽さは坂でも変わらず、ケイデンスを高くすることが出来るので、速く登れる様になりました!\(^o^)/
ちなみに、今まで一生懸命45分切りを目指して、なんども挑戦してきても最高で45分25秒しかだせなかったヤビツ峠のタイムが一気に3分程縮めて、42分30秒をたたき出すことが出来ました!\((≧▽≦)/
その他、都民の森が1時間5分→1時間2分。箱根旧道が52分→48分。…と言った感じで、軒並みタイムを縮める事が出来ました。
さて、登ったのならば、下らなければなりません。
まずは、下りで乗ったスピードを制御するブレーキ。
ゼリウスのブレーキは、リアはノーマルキャリパーですが、フロントはダイレクトマウントになってます。
タッチ的にはカッチリ感が強くなり、そのブレーキの利きは抜群です!
緩いスピードで、それまでの感覚でブレーキレバーを握ると、ガツンッと前につんのめる感じになってましたが、スピードに乗っている状態からのブレーキングはかなりの安定感がありコーナー進入時のスピードコントロールがしやすくなりました。(^^
まぁ、油断は大敵なので、コーナーの進入スピードは安全マージンをしっかりとる事を心掛けます。
そして、コーナーに進入。
!?(゚Д゚)
何だ今のコーナーリング?
次のコーナーに進入。
!!Σ(゚Д゚)すっげぇ曲がる!
正直、四輪車と違って、前後に一輪ずつしかない二輪車のコーナーリング性能の良し悪しについては、今まで、いまいちピンと来ていなかったんですが、フォーカス・カヨと比べて明らかに違います。
フォーカス・カヨは、フロントがややフワッとした感じで弱アンダーが出ていたので、ライン取りはそれを見越した上でのコーナーリングだったんですが、ゼリウスの場合は、路面に吸い付く感じで、思った通りのラインをトレースしてくれます。
この止まって、曲がる性能のお陰で、下りがスッゲェ楽しい!\(^o^)/
さすがはレーシングバイク。速く走れるように造られているという事なんでしょうね。(^^
……とまぁ、ここまではゼリウスに変わって良くなった事を述べましたが、やはり、タダで速くなるなんて甘い事は、この世には存在しません!(笑)
代償はあります。
より速く走れるようになった要因であるフレームの硬さですが、想像以上に脚と心肺を持っていかれます。(><;
まずはペダリングをキレイにしないと、あっという間に足に乳酸が溜まります。下手すると1つ短めの峠を登っただけでも足が攣ると言った事態になります…。(^^;
だから、ペダリングは踏み過ぎないよう、体幹を意識したペダリングをしないといけません。それでもフォーカス・カヨと比べると足に疲労が溜まるんです。
また、ペダルが軽く感じるからと言って、ブン回していると、心肺も気が付けば疲れ切ってる状態になってます…。(@@;
元気なうちは、よく走るバイクなんですが、ライドに出た終盤疲れが溜まってきた時、フォーカス・カヨは誤魔化しが利いてそれなりに走れたんですが、ゼリウスはそこら辺の誤魔化しが利かず、自分の今の状態が、そのままバイクのスピードに出ます。
正直、ロングライドするには辛い感じでした…。(^^;
やはりプロ仕様という事なんでしょうね。
解決方法は1つ。身体を鍛えてペダリング技術を向上させる!
簡単に言えば慣れてしまえと言う事ですね。(笑)
まぁ、とりあえずライドを重ねて、現在は1回のライドで300km近くまで走ったので、フォーカス・カヨと同じぐらいは普通に走れるようになってきたと思います。(^^
次に乗り心地の話なんですが、腰に伝わってくる振動はかなり少なくなり、乗り心地はいいと感じているんですが、ハンドルをカーボンに変えたフロントはフォーカス・カヨと比べて振動収束性は良くなっていると思うんですが、実は突き上げ感は変わらない気がします。
つまり、アルミのハンドルのままだった場合、フォーカス・カヨより悪くなっていたかもしれません。
恐らくは、フロントフォークがダイレクトマウントブレーキを付ける為と、コーナーリング性能向上の為に剛性を向上させているのが原因かもしれません。
まぁ、これについては、先に述べた通り、カーボンハンドルに変えて、振動収束性は良くなっているので、以前からの懸案事項である、肩から肩甲骨への懲りは少なくなっているので、大きくは問題なしです。(^^
そして、これもフロントフォークにかかわる事だと思うんですが、横風に弱い。
ゼリウスのフロントフォークは幅広のブレード型になっており、恐らく風を受けやすくなっているんだと思います。
フォーカス・カヨの時は、横風を受けてもグググッとゆっくり押される感じだったんですが、ゼリウスの場合は、ドンッと突き飛ばされたような感じで煽られます。
風が強かった日、バイクがピーキーな動きをして、何度か落車しそうになりました…。(^^;
これの対処方法は、スピードに乗ってれば乗ってる程、風の影響が強くなるので、ゆっくり走るしかありません。
今流行のエアロロードとかも恐らく同じではないでしょうか?
まぁ、ロードってこんなもんだと諦めるしかないですね。(^^;
とは言え、今回の買い替えは大正解だと思います!
なぜなら、走っていてめちゃくちゃ楽しくて気持ちいいから!\(^o^)/
趣味の道具ですから、特にロードバイクはメンタルが影響してくるので、楽しい、気持ちいいは大事ですよね。(^^♪
ゼリウスに変わって以来も、小物を買うなどで、自転車店に行ってますが、以前は、他メーカーのハイエンドモデルを見て、これいいなぁ…。あれもいいなぁ…。と目移りしたものですが、今は、どんな自転車を見てもカッコいいねとは思っても、欲しいとは全く思わなくなりました。
正直、ゼリウス以外に乗りたいとは思わない。(`・ω・´)キリッ
フレーム・コンポ、ホイールは何の妥協もなく自分が欲しいと思ったもので揃えて、見た目、走行性能は大満足。
まさに、すごろくでいうアガリの状態でしょうか?
後は、ゼリウスの性能を存分に生かすために身体を鍛えて、技術を向上させるだけです。
でないとゼリウスが可哀そう…。
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、一目惚れする。
みなさん、こんにちは!
2016年12月末にロードバクを買って、1年半以上が経ち、使い道を見失った貯金を糸目もつけず切り崩し、欲望のままに投資をし、当初の…
何とも地味でモノトーンというより葬式カラーだと思っていた愛車が…
気が付けば我ながら走りそうな姿のバイクに仕上がってました。
走行距離も前回綴った渋峠に行った時点で19,000km弱走っており、思えば色んな所に行ったもんです。
正直、他のバイクを乗った事が無いので、フレームの性能が他のバイクと比べてどうかは分かりませんが、レビュー等を見ると、エンデュランスモデルでフレームのしなりが利き、乗り心地がいいが、それなりに剛性があるとの事。
フレーム重量も860gとかなり軽量な方。
実際乗ってて乗り心地が良く、買った当初から150km以上走れたことを考えると、疲れにくいロングライドにはもってこいのバイクだと思います。
まぁ、大方満足のいくバイクです。
強いて、不満があるとすれば、前三角がやや小さくシートポスト側には小さなサイズのボトルしか差せなかったぐらいでしょうか?
今まで色んな趣味を持っていましたが、一つの道具を相棒のように感じたのは、このバイクが初めてかもしれません。
とは言え!
人の欲望と言うものは止まるところを知らないというのは世の常。(`・ω・´)キリッ
新しいバイクが欲しいなと思ってしまう訳ですよ!
まぁ、FOCUSを買った当初からロードバイクの知識を得るにつれて他のバイクに興味津々になり、あれがいいなぁ…これがいいなぁ…とネットで物色しては眺めて、サイクリストが集まる場所では他の人のバイクを嘗め回すように眺めてました。(^^;
そんな中、ずっと欲しいなと思っていたのがCARRERA(カレラ)のPHIBRA-EVO(フィブラ-エボ)。
トップチューブからシートステーまでキレイな弓なりが独特な見た目の個性が強いバイクです。
好き嫌いが分かれるバイクですが、メーカーとしてはメジャーでないのと、特徴的なフレームである所に思いっきり惹かれました。
性能の程は分かりませんが、ロードバイクはメンタル!自分がアガる見た目は大事です!
ロングライド向けだという事で、自分の用途にもピッタリです。
次は絶対にコレを買うゾ!と思う日々…。
まぁ、とは言え、2年も経っていないし、せめて2万kmを超えるぐらい走ってから買い換えたいと考えてました。
だって、欲しいと思ってすぐ買える金額ではないし、何と言っても節操がない感じがしますし。(笑)
6月の事でした。
そのフィブラがフルモデルチェンジするとの情報が!
俄然、テンションが上がります。
その名はPHIBRA-NEXT。
その姿は…
あ。。。
………
え~~~と、何と言うか……。
正直に言いますと、冷めてしまいました…。
エボの尖った感じが好きだったんですが、ネクストは上品に仕上がった感じで、弓なりのフレームは継承してますが、エボと比べると弓なりが大人しくなった感じでしょうか?
走りの性能的にはレースに使える程の剛性アップが出来ているとの事で、これは個人的な好き嫌いの問題なので、このバイクが悪い訳ではないですが、これでアガるのか?と言われればアガらないと感じました。
少しガッカリ…(--;
まぁ、アガるからと言って、すぐに買う訳でもないので、また、心底欲しいと思えるバイクをじっくり探すだけです。
ただ、独特の特徴を持つバイクで気になるバイクはもう一つあり、そのバイクも時期を同じくしてフルモデルチェンジを果たし、このバイクに関してはその独特の特徴は残し、かつシルエットはほぼそのまま。その上、当然ながら性能は向上しているという…。
そのバイクの名はlapierre(ラピエール)のXELIUS(ゼリウス)!
ラピエールはフランスではスポーツバイクから大衆車まで展開している言わば日本でのブリジストンの様なメーカーですが、日本ではあまりメジャーではなく自分好み。
さて、その独特の特徴と言うのが、
このシートステーがシートポストに直接繋がっておらず、トップチューブに直接繋がっている3Dチューブラーテクノロジー!
コレを見た時は、F1を知らない人には分かりにくい例えになりますが、ティレルがノーズを上げてフロントウイングだけを下げるドルフィンノーズ逆ガルウィングと言う常識破りのシャシーをリリースした時と同じぐらいの衝撃がありました。
当時は地面スレスレのノーズが常識だったので、このノーズ形状は鮮烈でした。
このシーズンのティレルはエンジンが非力だったんですが、このシャシーの性能でカバーして、上位に食い込む活躍をしており、視ていてとても気持ち良かったです。
ちなみにドライバーは日本人初のF1フル参戦した中島悟氏です。
話がそれましたが、この常識破りの3Dチューブラーテクノロジーのお陰で、このゼリウスは乗り心地とフレーム剛性を確保できているとか。
時を同じくして、ツール・ド・フランスが開催されており、ラピエールが供給しているグルパマFDJのカラーリングを見た時でした。
この色欲すぃぃぃぃぃっ!!(≧皿≦)ノシ
一気に物欲が燃え上がるのは必然…。(笑)
丁度その頃、レーゼロカーボンを10,000km以上ノーメンテで使っていたので、いつも通っていたチェーン店Yにメンテを頼もうとしたら、Yで買ったものでないとダメと断られたので、メンテをしてくれるショップを探して行ってみたら、珍しくラピエールを扱っているショップでした。
これは何かの巡り会わせではないか?(゚Д゚;)
…と言うのは何かの勘違いである事は間違いないんですが、折角ですので、コンポ等の載せ替えの工賃や、注文したらどれぐらいの時間で納品されるのかを聞いてみました。
載せ替え工賃については、フレーム買いの場合は安くしてくれるとの事。
納品については3ヶ月ぐらいかかるとのことでした。
3カ月後か…。
3カ月後ならほぼ2年だし、2万km以上は走ってるなぁ…。
…
……
………
…………まぁ、もう少し考えてからにしよう。
さすがに金額が大きすぎて、ハイ!買います!(^O^)/…と言う訳にはいきません。
ただ、次に買い換えるバイクは決まったように思えます。
ちなみにショップの店長はJ・SPORTSでツール・ド・フランスの解説をやっており、ラピエールは今シーズン気になっているバイクの一つだとかで、大いに話が盛り上がってしまいました。
とりあえず、じっくりお金を貯めて、目指すはXELIUS!
楽しみです!\(^o^)/
駄文読んでいただきありがとうございました!
…で、今回は終わりではありません…。
数日後、ショップよりメールが入りました。
実は1台フレームが入りそうで、8月中には納品が出来そうだから、とりあえず仮押さえしますので、買うなら連絡くださいという内容…。
は?
は?Σ(゚Д゚)
え…?あの…その……。(゚Д゚;)
………
よろしくお願いします!m(__)m
ふって湧いた話に理性があえなく決壊!\(^o^)/
この度、ゼリウスのオーナーとなる運びとなりました。(笑)
最早、金銭感覚崩壊とか言うレベルではありません。
自分が毒男ではなく結婚していたら、間違いなく離婚レベルの行為。
何の言い訳もできません!
何だ!買ったぞ、悪いか!?( ̄^ ̄)
開き直ります!(笑)
とは言え、やはりこのままでは、あまりにも節操がなさすぎる。(^^;
形だけでも整えたい…。
丸2年はクリアできないので、2万kmを是非ともクリアしたいと考えました。
一生懸命走りました…災害級の酷暑の中!(;´Д`)
大馬鹿すぎる…と思いつつ何度もくじけそうになりながら…。
そして走りも走ったり1,240km/月!
なんとかゼリウス納品の前に2万kmを達成できました!\(^o^)/
そして8月下旬…
キタ――(゚∀゚)――!!
曲線が美しい…。
そして、BB周りが太い!
カラーも実際見ると、とても鮮やかでカッコイイ!(≧▽≦)ノシ
まさに理想のフレーム!\(^o^)/
ショップの店長も実物を目にして興奮してました。(笑)
さぁ、後はフォーカスを預けて、組みあがるのを待つのみです。
コンポはダイレクトマウントとなるフロントブレーキ以外はフォーカスからすべて載せ替えでしたが、大金を使うついでにハンドルはカーボン製にする事にしました。
1度ライドに出れば150~200km走っており、どうしてもライドの終盤は肩から肩甲骨にかけて凝りが激しく、振動収束性が高いカーボンにしようとフォーカスの時から考えていたからです。
ハンドルはOnebyESUのジェイカーボンスーパーアグリー。
日本のメーカーで日本人に合わせた設計らしく、シャロータイプですが、落差は元々使用しているハンドルと変わりません。また、振動収束性を高くするシートを挟み込んで成形しているらしく、快適性が高いとの謳い文句なので、それにすることにしました。
さて、どんなバイクに仕上がるのか?
次回に続きます!
今度こそ、駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、再び夢の地へ。
みなさん、こんにちは!
今年は、春から3ヶ月連続で、普段は面倒くさいとやらない輪行をして、4月は白馬、5月は蔵王、6月は磐梯吾妻と遠出をしてきました。
その甲斐あってか(蔵王ヒルクライムは中止になりましたが…)、世界が広がったし、何よりも素晴らしい絶景を堪能する事が出来ました。
しかし、その所為か、目は、見事に肥え太り、前回綴った福島ライド以降、多少のいい景色では心が波立たなくなっていました…。(^^;
絶景への渇望は大きくなる一方なんですが、とりあえず、心が波立つであろう絶景で思い当たるのは、乗鞍、美ヶ原、そして前年の秋口に行った渋峠でしょうか?
とは言え、どこも気軽に日帰りで行ける場所ではありません。
乗鞍、美ヶ原に行くなら宿泊を入れてじっくりライドしないと勿体ない。
私の仕事柄、夏は忙しくなる傾向にあるのと、夏休み期間に入れば宿泊するのは金が掛かる。(^^;
渋峠に至っては、噴火警戒レベルが上がってしまい、一度は解除された通行止めが一日で通行止めになり、それ以来ずっと通行止めのままという始末…。
暫くは絶景を求めてのライドはお預けだな~と思っていたところでした。
ある日、渋峠の通行止めの情報を何気なく見た時でした。
ん?待てよ…?
万座温泉三叉路って、確か万座道路と合流する所…。
早速、グーグルマップを確認…。
…
……
………これ、良いんじゃね?
殺生河原~万座三叉路の絶景は楽しめないものの、万座三叉路から先の絶景は楽しめるし、何と言っても、万座道路の途中少し外れた所にこれまた絶景で有名な毛無峠がある!
北陸新幹線で長野駅まで輪行して、万座道路経由で渋峠へ行って、帰りはそのまま反対側へ下りて行って長野駅に戻るという形であれば、輪行袋などある程度の荷物は駅に置いていけるので、ライド中は身軽に走れる。
ナイスアイデア!\(^o^)/
という事で、前回、一緒に福島ライドをした自転車仲間が渋峠に行きたがっていたので、誘って渋峠ライド敢行です!
朝一のかがやきに乗って長野へ向かいますが、長野まで1時間半弱で到着するので、7時半過ぎには到着します。
輪行解除したら余計な荷物はロッカーに入れて8時過ぎには出発です。
まずは長野駅から県道58号をひたすら真っすぐ走り、途中から国道403号に入るのでそのまま須坂まで走ります。それまではほぼ平坦です。
須坂に入ったら県道58号を高山方面に向かいます。
県道58号に入ったら13km程走ったら、コンビニに立ち寄ります。
何故なら、そこから先、補給できる場所が暫くなくなるからです。(^^;
季節は夏。ダブルボトルにしてますが、間違いなく足りなくなる…。
だから、凍らせて売られているスポーツ飲料系のペットボトルを一本購入してバックポケットに入れます。
背中が適度に冷やされて、熱中症対策にはいいかもしれません。
補給を終えたら出発しますが、道は徐々に登り始め、暫く2~3%ぐらいが続くんですが、気が付けば7%ぐらいの斜度になってます。
コレが9km程で、地味に堪えます…。(^^;
高山温泉郷まで着いたら万座道路方面に分岐していよいよ登りが本格的になります。
因みに分岐のもう一つの方は以前渋峠を登った後に下ってきた道で、下ってきた感想としては、二度とは下りたくないし、登りたいとは思わない…(^^;
ただ、ルートとしてはヒルクライマーの間では人気があるルートの様で、なんでも景色が良いとか…?
え?一度通った道ではないかって?
だって、あの時は急傾斜と道の狭さと路面の荒れようにゆっくり下るのに必死になって景色を楽しむ余裕なんてありませんでしたから!(`・ω・´)キリッ
さて、話を戻して、万座道路は本格的な登りが始まりますが、のっけから斜度は2桁を超えて落ちません…(^^;
一気に体温が上がり、ジャージの前はフルオープンさせて登ります。
登っていく内に高校生らしき集団と遭遇。
パンクでもしたのか端に寄っていたので、そのまま挨拶をしてパス。体温が上がり過ぎないようゆっくりとしたペースで登り続けます。
序盤は景色がいい訳でもないので、暑さも相まって耐え忍ぶライドになります。
暫くすると先ほどパスした高校生たちがすごい勢いで追いついてきて、そのまま追い抜かれます。
いやぁ、若いってスゲーなー(;゚Д゚)
オッサン二人はコツコツとペダリングを続けます。
だがしかし、暫くすると高校生の集団は見事にバラけており一人はすでに息も絶え絶えな状態で、程なく追いつきました。
いやぁ、若さ故だなー(^^;
話を聞くと地元の高校生で、一番遠い者は上田からやって来たらしく、須坂までで40kmと考えると、私たちが都民の森に登りに行くのと同じ感覚なんでしょうか?
まぁ、登る山の大きさは段違いですが…(笑)
暫く登ると、先行していた別の高校生達が待っており、合流して登る事となりました。
先行していた高校生はかなりの脚力の持ち主で、時折とんでもないスピードで登っていきます。
それを見て、最初はあれじゃ最後まで持つもんかと思っていましたが、いくら走っても全く疲れたそぶりを見せません。
いやぁ、若さっていいなぁ…(´▽`)
とは言え、一方ヘバっていた高校生は
「渋峠がこんな所とは思わなかった…。来るんじゃなかった…。」
と、弱音を吐いておりました。(^^;
渋峠だよ?憧れの場所だよ?
簡単に来れない身としては絶対に出ない言葉です。
気が付けば2桁の斜度は無くなり、道も尾根沿いになり視界も開けて絶景を拝む事が出来る様になります。\(^o^)/
標高は1900m程になり雲が近くに見えます。
斜度が緩んだせいもありますが、やはり絶景を見ると不思議と身体が楽になります。
しばらくほぼ平坦に近い状態が続くと分岐点が現れます。
まっすぐ進めば万座温泉そして、右へ逸れれれば一つ目の目的地、毛無峠です。
ここで渋峠へ向かう高校生と別れて、毛無峠へ向かう事になりますが、
「あ、折角だから自分たちも行くッス!」
若い力同行続行です。(笑)
毛無峠までは3.5km程の下り。分岐してすぐは道はキレイなんですが、進むほどに落石などがあり荒れてきますので、運転には注意が必要です。特にコーナーでは砂利に乗って落車の可能性もあります。
ただ、景色は近づくにつれて凄くなります。
毛無峠到着です!\(^o^)/
荒涼感が日本とは思えない!まさに絶景!
噂ではなかなか天気に恵まれない事が多いらしく、雲が多いもののこれだけ見渡せるのは幸運なんでしょう。
風が元々強いらしく、私達が到着した時も結構な風が吹いていました。
それを狙ってか、ラジコングライダーを飛ばしている人達が多く居ました。
そして、ネタとして有名な……
グンマー帝国の国境!
危険なので立ち入ってはいけないそうです!(笑)
高校生たちも毛無峠に来たのは初めてらしく、テンションが爆上げしていました。
これだけでも今回のライドに来て良かったと思える絶景ですね。
とは言え、あとひと踏ん張りすれば渋峠。景色をある程度堪能したら毛無峠を後にしてきた道を分岐点まで戻ります。
分岐に戻ってからはアップダウンを繰り返しながら万座温泉に入ります。
そこでトイレ&補給が出来ればと考えていたんですが、メインの営業時期はスキー場がオープンしている時期で、夏は閉店または閉館している所が多いらしく、もし開いてなかったらヤバイという状況だったんですが、万座プリンスホテルが開いており、そこの売店で切れかけた水分の補給とトイレで用を足すことが出来ました。
補給を終わらせたら、まずは万座三叉路まで登ります。
傾斜は7%程の九十九折で、フレッシュな足であれば何でもない坂ですが、さすがに2000m近くまで登ってきた足では、なかなか辛くなります。いや、高校生のペースについて行こうとするから辛いのか…?(^^;
そして、万座三叉路に到着。
そこからは定番の渋峠ルートです!\(^o^)/
万座温泉から登ってきた九十九折が見えます。
これぞ渋峠という風景です。天気は芳しくありませんが、それでも別格の風景です。
白根山の火山活動、治まってくれないかな…。
初めて渋峠に来た自転車仲間は、このどこまでも続くような道が見渡せる風景に圧倒されてました。
草津からのルートが通行止めだからと言って諦めなくて良かった!(T▽T)
後ろを振り返ればこの風景!
曇りでもこの風景です。晴れていれば、そりゃぁもう……。
そして、またやってきました……
標高2172m、国道最高地点!\(^o^)/
今年は来れないと思っていただけに達成感も一入です。(^^
まぁ、草津からのルートに比べたら厳しい道でしたが…。
さて、この後は渋峠ホテルへ行き休憩です。
さぁ、飯食うぞ!……と思ったら、あれ?食券販売機に軽食類が無い……(@@;
「今、食事類はやってないんですよ。」
エエエエエエエエっ!?(゚Д゚;)
どうやらランチタイムが過ぎてしまったらしくドリンクの提供と若干売れ残ったパンしかない状態らしい…。
万座プリンスで若干の補給はしたものの渋峠ホテルで昼食を摂る予定にしていたので、そんなに大した補給はしておらず、意外なところでピンチ!(゚Д゚;)
すると、見かねたホテルの方が、
「あぁ、でも、ご飯ものだったら出来ますよ。」
と救いの手を差し伸べてくださって…
メンチカツカレー!を超おいしく頂きました。(^○^)
2枚目の証明書を購入して、
インディー君と戯れる定番の行動。
突然変異するって……。(^^;
…っていうか、昨年と注意書きが変わってるし…。わざわざ定期的に文言を変えてるのか…?(笑)
十分に休憩を取ったら、長野へ向けて下っていきます。
高校生たちを先行させたんですが、若さ故か?弱音を吐いてた彼もとんでもないスピードであっと言う間に遥か彼方へ消えていきました。
オッサン二人は安全マージンを取った大人の走り方で下ったので、高校生とは意図せずそこでお別れとなりました。(笑)
ココから見える谷底は迫力です!
そこからは7%ぐらいの下りで、道が広いので、凄く気持ちよく下れます。
渋峠的な景色は無くなりますが、美しい森の中を抜ける感じで、これもまたいい感じです。(^^
白樺の林が美しい…
迫力の橋です。
畑と民家が見えたら峠道も終わりです。
峠道が終わったら寄り道をします。
和洋折衷な佇まいの猿座カフェというところでスイーツを補給。リンゴのケーキ・リンゴのソフトクリーム添えです。
酸味があり、サッパリと食べられるので夏にはピッタリのスイーツです。(^^
猿座カフェを出たら後は長野駅までひたすら走るのみです。
ただ、平地が続くものだと思っていたら、ずっと微妙に下っており、想像以上にスピードが乗って気持ちよく走れます。
田んぼの広さも半端ない…。
微妙な下りは行きで登り始めた須坂まで続き、自分が予想してた時間を遥かに超えて到着しました。
あとは勝手知ったる道。予約している新幹線の時間までかなりあるのでゆっくり長野駅へ向かいます。
走行距離 114km
獲得標高 2284m
今回は暫くは行けないと思っていた渋峠に行けて本当に良かったですね。
正直、ルートとしては初心者にはかなり厳しいルートとなりますし、坂に慣れている人でも、水分、補給食等の準備はしっかりしておかないと危ないルートだと思います。
ただ、毛無峠、渋峠と普段ではなかなかお目にかかれない絶景が待ってますので、行く価値は十二分にあります!
もし、渋峠に行きたいけど諦めていた方がいらっしゃたら、挑戦してみてはいかがでしょうか?(^^
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、浄土へ行く。
みなさん、こんにちは!
私が自転車に乗る理由として、運動不足の解消やダイエット及びストレス発散。自分の力で遠くの場所に行ったり、高い場所へヒルクライムをして、たまにタイムアタックをなどをして、それにより達成感を得る。などがありますが、絶景を見に行き、その絶景の中を走るというのが一番の理由かもしれません。
自転車で行く絶景スポットは数多くあり、その中でも渋峠はサイクリストの中では一番有名な絶景スポットではないでしょうか?
私はその憧れの地に思い付き即実行という普段の自分ではありえない行動力で1年目に行ってしまい、なんとなく絶景巡りはアガリの様な気分になってました。
そんなところ、自転車仲間から熱心にある絶景スポット行こう行こうと誘われてました。
その絶景スポットの名は”磐梯吾妻スカイライン”
東北に暫く住んでいたので、景色がいいという事で名前は知っていたんですが、行った事はありませんでした。
自転車仲間が熱心に送ってきたインスタやブログの情報を見ると、なんかすごい景色なんですけど…(@@
とりあえず、ルートを組んでみたら、距離的にも獲得標高的にも時間的にも日帰りライドに丁度良さそう。
視界が開けると不思議と身体が軽くなる気がします。
スキー場の跡地でしょうか?スキー場の跡地は開けているので、絶景が見渡せます。
そして、少し走ると…
つばくろ谷に到着!
迫力の渓谷です。
よくこんな所に橋を架けられたもんだと思います。
休憩がてらボーっと景色を眺めていると、
「あらぁ、こんなトコまで登って来たんだべ?」
と、いきなりタクシーのドライバーさんに話しかけられ、何処かで係わったっけ?とびっくりしたんですが、話を聞くと、福島駅で自転車を組み立てていたところを見ていたらしく、まさかつばくろ谷まで登ってくるとは思っていなかったらしく、思わず話しかけたそうです。
まぁ、ロードバイクをやっていない人からすれば、あの坂を登ってくるなんて考えもつかないというか、狂気の沙汰なんでしょうねぇ…。(笑)
つばくろ谷を出発するとすぐに視界が開けた状態が続き、そしてとうとう目指していた絶景区間が姿を現します。
否が応にもテンションが上がります。
標高1,400mの標識を越えると…
キタ――(゚∀゚)――!!
コーナーを抜けると別世界!
上がっていたテンションが更に爆上げ↗↗↗\(^o^)/
高木が無く遠くに進む道が見えるのは渋峠と一緒ですが、荒涼とした感じが強く趣が違う感じがします。
スケール感凄い…。
”窓を閉めて走行して下さい”とか”火山ガス”とか言われても自転車なのでフルオープンです!(≧▽≦)
眼前に伸びる九十九折が素晴らしい!\(^o^)/
九十九折の途中で振り返れば……ここは日本?
九十九折を登り切れば、吾妻小富士に到着です。
ここに浄土平レストハウスがあるので、昼食です。
ボリューム満点ダブルソースカツ丼!
超ハイカロリー、自転車に乗っているからこそ許される食事…。
至極満足です…。(*´▽`*)
食事が終わったら、裏磐梯へ向けて出発します。
浄土平レストハウスは最高地点ではないので、まだ若干登りがあります。
レストハウスから先は荒涼とした感じがサッパリ無くなりますが、斜度が緩いので、気持ちよく走れます。そして…
最高地点に到達!
ココからは下りです。
荒涼とした異国な絶景区間に後ろ髪を引かれながら下り始めます。
ああ、今日の絶景は終わりか……と思いきや!
斜度もキツくなく、絶景を眺めながらの超キモチいいダウンヒルです!\(^o^)/
これまで色んな場所のダウンヒルを経験しましたが、1、2を争う程にキモチいいダウンヒルでした。(^^
長めのダウンヒルが終わったら、今度は次の目的地、五色沼に向けてレークラインへ入ります。
森の中をアップダウンしながら進んで行きます。
序盤は傾斜がキツくないので、森の中を疾走する感じで気持ち良く走れます。
暫く走ると秋元湖に到着します。
秋元湖を過ぎると、そこからは登りが始まります。
それまでアップダウンが続いていたので、いつまでも登りっぱなしの状況が堪えます…。(^^;
そして、レークライン最高地点997mに到着です。
レークラインがここまで登っているとは思っていなかったので、ホッと一息といった感じです。
ただ、ココからの裏磐梯は絶景です。
そこからは下り基調のアップダウンとなります。
しばらく下ると小野川湖のほとりに到着。ここまで来れば五色沼までもうすぐです。
ルートとしては、この後ゴールドラインを通って猪苗代湖に下る予定なので、五色沼は少し外れて寄り道をする形になるんですが、近くまで来て五色沼、正確には五色沼の一つ毘沙門沼に立ち寄らないという選択はあり得ない。
何故なら……
人が多すぎていいアングルで撮れなかったのが残念ですが、この裏磐梯と鮮やかなエメラルドグリーンをした沼の絶景です。\(^o^)/
これは必見です!
それと……
五色沼ソフトクリーム!
数年前、初めて見た時は、この色とソフトクリームなのに塩風味というのに抵抗があったんですが、実際食べてみると、目からウロコの旨さ!それ以来スイーツで塩〇〇というものにはついつい惹かれる様になりました。(笑)
塩分とカロリーを補給したら、元来た道を戻って、桧原湖の畔を少し走ったら左へ逸れてゴールドラインに入ります。
ヒルクライムらしいヒルクライムはこのゴールドラインが最後になりますが、斜度が7%~10%で、距離4.3km、獲得標高300m程のヒルクライムなので、そう大騒ぎする程の登りではないんですが、コレが何故か猛烈に辛い…。
それもそのはずで、ゴールドラインの入口の時点で約80km程の走行距離だったんですが、獲得標高はすでに2000mを優に超えていたんです…。
登っている途中で何度か足が悲鳴を上げそうになり、誤魔化しつつ登る始末…。(^^;
開けた所があまりなく、これまで走ってきたスカイラインとレークラインに比べたら景色がいいとは言えず、ここに来て、ひたすら耐えるヒルクラとなります。
紅葉の時期だと恐らく絶景となるんでしょうが…。(^^;
ひたすら耐え続けてようやく道路最高地点の八方台登山口まで到達。
この時点で、獲得標高が2500m近くまで行ってます。
距離は約150kmの内の85km程。
半分少し過ぎたぐらいか……って、アレ?帰りの新幹線に間に合うのか…?(@@;
帰りは郡山を19時過ぎに出発する新幹線を予約していたんですが、この時点で15時を過ぎており、自転車をバラして輪行袋に詰める時間を考えたら、結構、ギリギリでは…?
にわかに焦りを感じてきます…。
後はほとんど下りなので、ある程度時間に余裕ができるハズなんですが、何せ初めての走るルートなので、何があるか分からないという不安要素があります。
とりあえず、とっとと下ります。
ただ、下りは登りとはうって変わってなかなかの景色。
焦りを感じつつも、ついつい止まって写真を撮ってしまいます。(笑)
景色を眺めていると、なんか報われた気分になります。
コチラの下りはスカイラインやレークラインに比べて斜度がありますが、道が広いので下りにくさは感じません。
下り切ったら、今度は猪苗代湖へ向かいます。下り切った後、少し登りがあったので、このペースだとマズい…と焦ったんですが、程なく平坦になりました。(^^;
左を向けば磐梯山。カッコイイ山です。
水田に鏡写しになった磐梯山もいい!
そして、海の様な猪苗代湖。
景色を堪能しつつ郡山へ向かいます。
この時点で、時間的には恐らくギリギリ大丈夫な感じだったんですが、ここからが予想外で、猪苗代湖から郡山までずっと下りっぱなし!
約30kmを信号停車込みで1時間で走り切ってしまい、最終的には余裕で新幹線の時間に間に合ってしまいました。
最終的に走行距離148km、獲得標高2585mのライドとなりました。
一日中、絶景を楽しめたライドでした。
中盤までで獲得標高のほとんどを登り切ってしまったなかなかハードなライドでしたが、これまでのライドで1,2を争う程に充実したライドではないでしょうか?
今回は日帰りでしたので、猪苗代湖はほんの少ししか走れませんでしたが、裏磐梯地区に1泊して桧原湖や猪苗代湖を十分に堪能してもいいですし、西吾妻スカイバレーを走って山形へ抜けても面白いかもしれません。
山岳の絶景と言えば、渋峠、乗鞍、美ヶ原など長野がメッカと言ってもいいぐらいですが、この福島ライドも超オススメです。
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、ヒルクライムレースに挑戦する!?
みなさん、こんにちは!
前回、桜のAACRで初めてイベントに参加して、その1カ月後、初めてのヒルクライムレースに挑戦です。
何故、蔵王ヒルクライムに挑戦なのかと言うと、東京に転勤になる前、実は蔵王で4年ほど勤務しており、よく知ってるヒルクライムレースなんです。
蔵王で働いている当時は、自転車をやっていないのもあって、あんな山を自転車で登るなんて狂気の沙汰だと思ってました。(笑)
しかし、いざ、自転車を始めてみれば、気が付けば、自分自身ヒルクライムに嵌り、蔵王ヒルクライムのゴールがある刈田岳レストハウスの標高を優に超える2000mを登ってました。
エントリー前日に噴火警戒レベルが上がってしまい、開催が危ぶまれたものの、何とか噴火警戒レベルが下がったので、無事エントリー完了。
大会までの桜のAACRを除く1ヶ月半の間はホイールを鉄下駄に戻し、トレーニングに励みました。
そして、大会前日、新幹線で久しぶりの蔵王へ降り立ちます。
時は5月、住んでいた時には感じなかったんですが、東北って寒い…。
東京では、とても過ごしやすい気温で、いったん走り出せば暑さを感じるぐらいなんですが、白石蔵王駅に到着した時点で、肌寒さを感じます。
元の職場でスタート地点がある遠刈田温泉の標高は400m弱。これから2℃ぐらい更に気温が下がる所に行くと考えると、つくづく寒い所に住んでたんだな…と思いました。
まぁ、走ってれば体温が上がって丁度良くなるんですが。(^^
まずは遠刈田温泉へ向かいます。
車では何度も通った道ですが、自転車で走ると違う道の様に感じます。
車で走っている時よりスケール感を感じます。
遠刈田温泉、神の湯に到着~。(^^
まさか、自転車でここに来るとは思わなかった…。
ホテルのチェックインまではまだまだ時間があるので、宮城に来たら食べたいものがあったので、ここからグィーンと足を伸ばします。
すずらん峠を抜けて…
仙台の水瓶、釜房ダムを抜けて…
やって来たのは仙台を代表する温泉街、秋保温泉。
そして、目的の…
小さなスーパーマーケット。
この田舎によくある様なスーパーで、飛ぶように売れるものが…
なんと、おはぎ!
恐らく、宮城県人なら知らない人はいないと言っていいぐらい超有名なおはぎです。
スーパーの惣菜コーナーの冷蔵陳列棚1台丸々おはぎに埋め尽くされるぐらい大量に売られて、売り切れる代物。
大きく、甘さも丁度いい激ウマおはぎです。
再び宮城に行くとなった時に、一番最初に思いついたのが、このおはぎでした。(笑)
コレが食べたかった~(≧▽≦)
ベンチに座って広瀬川を眺めながらおはぎを補給。至福の時間です。
補給を済ませたら、遠刈田温泉へ再び戻ります。
おはぎ3個入り3パックをお土産にバックパックへ詰めて……お、重い……。(^^;
ちょっとした山を2つ程越えて遠刈田温泉の元の職場へ行きます。
「わぁ、お久しぶりです~。痩せましたね~。」
「自転車で15kgぐらい痩せたよ。はい、お土産。」
「あー!さいちのおはぎ!やったぁー!……あれ?今日、車で来たんですか?」
「いや、チャリ。」
「は?…秋保までどうやって…?」
「チャリ。」
「は?」
もう、驚きを通り越してドン引きされました…。(^^;
確かに蔵王に住んでいた時に車で秋保に行くのも面倒な感じがしてました。
それを自転車で行って、おはぎを担いで帰って来るなんて、蔵王に住んでいた当時の自分には、それこそ狂気の沙汰だったと思います。(笑)
とりあえず、狂気の沙汰ついでに少し時間があるので、翌日のコースの下見に6.5kmの旧料金所地点まで登ってみます。
これがまた結構エグイ…。(^^;
車で登ってた時はそこまで感じてなかった斜度は、実は序盤から2ケタ台の斜度が続いており、緩くなっても8%ぐらいで、旧料金所まで着いた時点で、翌日本番で何やってんだ…と後悔しました…。(--;
まぁ、ホテルへチェックインしたら温泉入ってストレッチでもして早めに寝れば大丈夫だろうと、来た道を下ります。
道は広いですが、斜度があるので、スピードがグングン乗っていきます。それでいてヘアピンコーナーが多いので、結構スリリング…。
昔、こんな道を凍結した状態で良く下れたな…。(^^;
ホテルについたら、速攻で温泉に浸かって部屋に戻ったらストレッチ。
夕食バイキングまでの間少し寝て、夕食バイキングは炭水化物大目になんちゃってカーボローディングします。
夕食終えたら、また温泉に入って、早めに就寝。
距離こそ95kmぐらいですが、2000m近くも登ってたので、あっさり眠る事が出来ました。
そして、ヒルクライムレース当日の朝、4時半に目を覚まして、窓の外を眺めると雲は残っているものの晴れ。夜中に雨が降るとの事だったので、朝方まで雨が残ってるのは嫌だなと思っていたんですが、全く問題無さそう!\(^o^)/
5時に朝食会場へ行って朝食を摂ります。バイキングなので、消化に良さそうなものを選んで、食べ過ぎない様にします。
朝の5時だと、朝食会場にはヒルクライムレース参加の人達ばかりの様で、自転車の話題やレースの話題が飛び交ってます。
「お前、レース中止なんだからもっと食えよ。」
「そんな手にはのらねぇ。」
どうやら、すでに心理戦が始まっている様でした。(笑)
朝食を済ませたら部屋に帰って、着替えを済ませたらストレッチをしてレースに備えます。
そして、おもむろにスマホ手に取ったら、ん?メールが届いている…。
”【日本の蔵王ヒルクライム・エコ2018】
え?
ええええええぇぇ(;゚Д゚)ぇぇええええええ!
朝食会場で聞こえた会話は心理戦ではなく、連絡事項だったようで…。
いや、それより晴れてるのになんで!?
また噴火の兆候!?
折角、宮城まで来たのになんで!?
降雪のため……!?Σ(゚Д゚)
話を聞くと、ゴール付近は膝が埋もれるぐらい降ったらしく……。
私は4年間、蔵王に住んでいましたが、この時期に、それ程の積雪になったという事は聞いた事はありませんし、昔から地元に住んでいる同僚に聞いても記憶にないとの事です…。(@@;
よりにもよって、この日に降らなくても……_| ̄|……〇コロコロ
空しいステージ…。
でも、まぁ、落ち込んでいても仕方ないので、登れる所まで登る事にします。
前日も登った序盤の2桁斜度が続く坂。
ウォーミングアップなしに登ると股関節辺りが悲鳴を上げます。(^^;
滝見台を過ぎた辺りで、刈田岳の山頂が見えます。
天気がいい!
…なんで…中止…。
前日折り返した6.5km地点の給水所予定 だったところを過ぎると視界が一気に開けてきます。
ハイ!ここまで!
標高1200m賽の河原で通行止めです。
ココからが更に絶景なのにぃぃぃぃ!(益)クヤシイッス
同じ思いのサイクリストが結構集結してます。
レースが中止になって登ってくる車も結構あり、それでいて結構な数の自転車も登ってくるので、状況的に少し危ない感じがします…。(^^;
振り返れば絶景!
何度か目にした事がある景色ですが、自転車で自分の力で登ってきて見る絶景は違ったものに見えるので不思議です。
遠刈田温泉街に下ったら、自分が好きだった景色のスポットを巡ります。
この2か所はなかなか知っている人が少ない穴場です。
蔵王に住んでいる時は良く来ました。
それからは、予約した新幹線まで時間があるので、遠刈田温泉から蔵王の麓を抜けて七ヶ宿へ向かいます。
こけし橋。冬で晴れた日の景色は超絶景のスポットです。
広がる牧草地帯はまるで北海道の様…。
アップダウンを繰り返す道ですが、景色がいいと、辛さを感じなくなります。(^^
牧草地帯の向こうに望める朝日連峰!
長老湖と不忘岳。不忘岳にはその昔、B29を撃ち落とした砲台があるとか…?
そして、七ヶ宿に到着。
滑津大滝まで足を伸ばします。
そこで昼食。
七ヶ宿源流米和風カレー。野菜のみで作った優しい味のカレーです。(^^
後は白石蔵王駅まで下るのみです。
途中、七ヶ宿ダムに立ち寄って、
白石市街に着いたら、まだ時間があったので、片倉小十郎の白石城址へ行って、終了です。
非常に無念な事にレース初挑戦とはなりませんでしたが、何とか帳尻合わせができたかな…?と思います……。
……思わなきゃやってられるかぁっ!!(ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵
今回、1番速い人で1時間を切るぐらいだったので、1時間半は切ろうと目標にしてました。
レースに至るまで坂練を曲がりなりにも積み重ね、もしかしたら1時間20分ぐらいは切れるかも?なんて考えてました。
ところが、実際、中止となり、とりあえず賽の河原まで走ってみると……
1時間半切るのもヤバイ気がする……。(^^;
来年また、エントリーするつもりでいます。
少なくとも、斜度がある序盤から賽の河原までの中盤を経験する事が出来たので、身体を鍛えて、攻略するためにシミュレーションをして、万全の状態で臨みたいと思います。
まぁ、今回は1年前に下見に来たという事で…。(笑)
駄文読んでいただきありがとうございました!
オッサンらいだぁ~、初めてイベントに参加する(桜のAACR編)
みなさん、こんにちは!
前回の続き、本番の"桜のアルプスあずみのセンチュリーライド"です。
早朝、3時半に目を覚まして、4時半前には出発します。
出発の際、ホテルから、ありがたい事にヴィダーInゼリーとバナナを頂きました。
ホテルからスタート会場までは基本的に下りなので、軽ーくクランクを回しつつウォーミングアップをします。
途中、コンビニに寄ってドリンクを補給……
ン……?
アレ……?
…………
…………Σ(゚Д゚)!!
…………ドリンクボトルが無い!!(@@;
…ホテルに忘れて来ました…。(ノд-。)あぅ。。
距離的にはすっ飛ばせば取りに帰れない事も無いですが、前日足を攣った程の坂をすっ飛ばす”若さ”は無い…。
なので、ボトルを諦めます…(;´Д`)
まぁ、レースではないので、ペットボトルでも止まって飲めばいいし…。(^^;
気を取り直して、スタート会場へ向かいます。
会場に近づくにつれて同じ参加者が前後に増えてきて、気が付けば結構なトレインが出来上がってました。(笑)
スタート30分前にスタート会場に到着。
荷物を預けたらすぐに整列の時間が来ますが、その前にトイレに……ってすごい行列……(^^;
まぁ、我慢が出来ないという感じでもないので、スタート位置へ並びます。
初めてのイベントなので、少しの緊張気味ですが、ワクワク感が止まらない感じです。
主催者の挨拶やら、なんやらあってましたが、早くスタートしたくて、耳に入ってきません!(笑)
そして、待望のスタート!
一直線に並んで、走り始めますが、アップダウンを繰り返しながら、やや登り基調なので、程なく列もばらけてきます。
私も第一エイドへ向けてマイペースで走ります。
第一エイドへマイペースで……
マイペースで……
マイ……
……
ヤベェ…
トイレに行きたい……(><;
第一エイドまでなら我慢できるだろうと思っていた尿意が想像以上に我慢できなくなってきて、やや緊急事態…(^^;
そこからは強度を上げてゆっくり楽しんでいる人をゴボウ抜きです。(^^;
尿意と戦いつつ、目の前に飛び込んできた北アルプス。
ハッとして写真を撮ります。
やっぱり来て良かったと思った瞬間でした。
この瞬間だけ尿意を忘れてました。(笑)
この後走り出してすぐに第一エイドあずみ野公園穂高エイドに到着。
すぐ様トイレに直行。事なきを得ました。( ´Д`)=3 フゥ
そして、待望のエイド!
あずきのコッペパンとプチケーキの様なお菓子のあずさです。(^^
用を足して落ち着いた後に食べると更に格別になります。(笑)
ここまで結構強度を上げて走ったので、景色を堪能しながら少し休憩してから再出発します。
遠くに雪を残す北アルプスの連なりが見え、道は真っすぐ。
ゆっくり走ろうと思っても、いつの間にかケイデンスが上がり、結構なスピードで巡行してます。
だから、想像以上に早く第二エイドがあるあずみ野公園に入ります。
公園内に入ったら、おそらく普段は遊歩道となってる道をアップダウンを繰り返しながら大町エイドに到着です。
イベント参加者のゼッケンは5:30スタートの1組がピンク、5:50スタートの2組が青で、私は2組スタートの青だったんですが、私ともう一人すぐ前を走っている人が到着した時、
「もう、青が来ましたー!」との声がしました。
どうやら、2組スタートのトップで到着した様です。
飛ばし過ぎたな…。(^^;
そして、ここのエイドはかの有名な……
ねぎみそおにぎり!
おいしいよ~おいしいよ~おいしいよ~。(≧▽≦)
あっと言う間に4つ平らげました。\(^o^)/
それと、
黒豆ようかん。
おにぎりを食べ過ぎたので、2きれほど。
しょっぱくなった口の中を甘さで和らげてくれます。(^^
腹一杯になったので、少し休んで出発します。
…が、公園を出てすぐの上り坂で、前日攣った所が、ピキィッ!と悲鳴をあげてしまいました…。(^^;
ヤベェ、強度上げ過ぎた…。
いままで、150km以上のロングライドは何回もやってきましたが、序盤で足が攣ったのは初めてだったので、DNFの危機を感じ、筋を伸ばしつつ、なるべくゆっくり筋肉を解すようにクランクを回して進みます。
遥か向こうに見える山の雪代が入っているであろう川の水は透明度が半端じゃない!\(^o^)/
景色の良さに、いつの間にか感じていた足の張りもなくなってました(笑)
そして第三エイド大町木崎湖エイドに到着です。
エイドはお漬物バイキング!
お漬物ばっかりだと塩気がキツいかも…と思っていたら、これが絶妙にいい塩梅で、いくらでも食べられる感じです!\(^o^)/
ここ辺りまで来ると、桜はソメイヨシノが丁度満開の時期で、雪山と桜のコラボが楽しめます。(^^
暫し休憩をしたら次のエイド白馬岩岳へ出発です。
ここからは、やや登りつつ進みます。
木崎湖の畔を走り…
中綱湖、青木湖の畔を走り、国道に出て程なく走ったら…
白馬三山キタ――(゚∀゚)――!!
あまりの絶景にテンション爆上げ↗↗↗
前に走るチームの後ろについて、いつのまにか45km/hで巡行してます。
ココから先、超絶景ゾーンが続いて、クランクを回す足が止まりませんっ!\(≧▽≦)/
松川の向こうにそびえる五竜岳が格好良すぎる!(≧▽≦)
いつまでも( ゚ ρ ゚ )ボーっと眺めたくなる景色ですが、まだまだ絶景はあると思われるので、先に進みます。
そして、折り返し地点の第四エイド白馬岩岳エイドです。
ココのエイドは信州ソバでした。
ソバの薫りがいい!
しばらく休憩したら後半スタートです。
白馬は丁度ソメイヨシノが満開でした。
写真では伝わりにくいですが、とにかく圧倒的な迫力です。
コースから外れますが、長野オリンピックで使用されたジャンプ台を見学します。
傍で見るとかなりデカイ建造物です。
ここで日の丸飛行隊が金メダルを取ったんですね~。(^^
コースに戻ったら、後ろ髪を引かれる思いで白馬を後にします。
帰りのコースは一部来た道と違うコースとなり、ほんの少しだけヒルクライムが入ります。まぁ、初心者でもサクッと行けるぐらいの斜度と距離です。
ソコを抜けると、下り基調の青木湖、中綱湖、木崎湖の畔を走り抜けて、アッという間に第五エイドの再び木崎湖エイドです。
帰りは山菜汁とお焼きです。
おかわりできるのがうれしい~\(^o^)/
この木崎湖エイドは100kmコースの折り返し地点となっており、かなりの賑わいになってましたが、ココからの絶景ぶりを考えると、ココで折り返すのはすごくもったいない感じがするので、AACRに参加するなら桜であれば150km、緑であれば160kmに参加する事をおすすめします。(^^
木崎湖エイドを出たら緩やかな下りの直線です。
自然とトレインが出来上がるので、スピードがグングン乗っていきます。
途中、外国人のチームに抜かれたので、そのチームに乗り換えてさらにスピードがノリノリです。
まぁ、流石に50km/h近いスピードで走っているので、しばらく付いて行った後、信号のタイミングで離れる事にしました。疲れた…(;´Д`)
外国人のチームから離れた後はスピードを抑えて走って最後の第六エイド安曇野エイドに到着です。
最後のエイドはりんごジュースです。
ここのエイドで嬉しかったのは、頭から水を被れた事でした。
この日、この時期としてはかなり暑さになっており、強度をあげて走った後だったので、危うく熱中症になりそうでした…(^^;
火照った身体を冷ましたら、ゴールに向けて出発します。
ただ、ココまでは下り基調だったんですが、エイドを出てからは3~5%で微妙にアップダウンします。
意外とコレがキツかった…。(^^;
リンゴ畑が広がる中をマイペースでクランクを回し続けます。
ここ辺りに来てようやくのんびり走る感じになりました。(^^;
しばらくすると、朝、スタート直後に走った八重桜の並木が見えてきます。
そして、ゴールの梓水苑に到着!
完走証とおめでタイ焼きを頂きました~!\(^o^)/
13時前には到着したので、7時間弱で走りきったようです。
2組スタートのゼッケンの人は見当たらなかったので、もしかしたら2組スタートの中ではトップ…?
ん~~~~~~~~~イベントの楽しみ方としては間違っているよな…?(^^;
もっと…なんか…こう…ポタリング気分で…ゆっくり…景色やエイドを楽しむとか…。
まぁ、早く帰れるからいっか(笑)
という事で、初めてのイベントは無事終了しました。
あとは松本駅からあずさでバビューンと東京へ帰ります。
特急って楽だ…(笑)
イベントは今回、初体験でしたが、前日入り含めて楽しかったと思います。
同じ自転車好きが集まり、同じ目的地を目指して走るのは、普段走ってる150kmとは違う雰囲気で、独特の高揚感がありますね。(^^
エイドで地元のものを楽しめるのもいい!(ねぎ味噌おにぎりがまた食べたい…)
また今度、違うイベントも探して参加してみようかと思います。(^^
以上、桜のAACRレポートでした!
駄文読んでいただきありがとうございました!