アラフィフ手前で自転車沼に嵌ったオッサンらいだぁ~

見たまま自転車に嵌ったオッサンのサイクリング日記です。

オッサンらいだぁ~、方向性が決まりつつある。

みなさん、こんばんは!

 

ロードバイクを趣味にするにあたって、色んな楽しみ方があります。

 

まったりポタリングをする。

グルメライドをする。

ロングライドをする。

ヒルライミングをする。

ブルベやファンライドなどイベントに参加する。

レースに参加する。

etc……。

 

私の場合は基本はロングライドです。

ロングライドをして、普通は車で行くような場所へ自分の脚の力のみで行く。

目的に着いた時の達成感は、なかなかのものです。

特に”THE地方出身者”である私の様な者には、テレビで見た事聞いたことがある場所に着いた時には感動も一入です。

ただ、ロングライドをして距離を伸ばしていく内に避けられなくなってくるのが”坂”。

”坂”を登らないと目的地に辿り着かない所が増えてきます。

そうなると坂を登れるようになりたいと思うのは自然の流れで、そして、よく言われるのは”坂は登らないと登れない”

なので、数々の坂に挑戦したいと思うようになってきます。

これまで登ってきた坂は、”尾根幹”、”宮ケ瀬湖”、”大垂水峠”、”ヤビツ峠””という感じで、ヤビツ以外はどれも初心者向けばかりです。ヤビツもそこまで難易度が高いと言える峠ではありません。

 どこか適当な坂はないものかと色んなブログを漁っていたら、初級クラスだけどそこそこ斜度もあり、景色というご褒美もある峠を見つけました!

その峠は”入山峠”。

距離4.7km 平均斜度6% 最大斜度13%

とりあえず、頑張れば脚付きなしで登れるスペックです。

という事で、八王子を越えて陣馬街道を通って、入山峠の入口に向かいます。

 

陣馬街道を進んで”小川商店”前の分岐点で右へ行けば入口はもうすぐです。

分岐を左に行けば、泣く子も黙る和田峠です。(@@;

目的地は入山峠なので、当然右へ向かいますが、そもそも初心者の分際で和田峠に挑むのは自ら死刑台に上がる様なものです。

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程なく入山峠への入口へ到着。

八王子からは一般車両が入れない様になってます。

50km以上走っての到着なので、一休みして呼吸を整えてスタートです。

 

登り始めるとガーミンはすぐに7%~8%を指し、ずっと指し続けます。

きついが、脚付きをする程ではない坂練として考えるには丁度いいかもしれません。

ただ、道には結構な数の石が転がっており、踏めば落車するぐらいの大きさなので、石を避けつつ進まなければなりません。

ゼェハァしながら登っていくと視界がひらけて、なかなかいい景色が目に入ります。

そして、いい景色と同時に自分がこれから登らなければならない道が上の方に見えます。(^^; 

”それでも終わらない坂はない!”と言い聞かせてクランクを回し続けます。

途中ハイカーの方々を抜いたんですが、抜く際、辛そうなところは見せたくないので、大きく息を吸い、途中で途切れない様に「こんにちはー!」と声を掛けて見栄をはります。

しかし、挨拶を返されるだけでなく、「自転車ですかぁ。どちらから?」と話しかけられてしまいます。

脚は付きたくないので、クランクは止めないまま返答しようとするんですが、見栄を張ろうとして息が乱れてしまったので余裕がなくなり、アホな返答してしまいます。

「え?…ゼェ…あ…ハァ東京です…。」(ここも東京だっちゅうに!) 

答えてすぐに自分がアホな答えをした事にすぐに気づき恥ずかしくなって、パワーを掛けてその場から一気に走り去ります…。(^^;

それまで、一定のペースとリズも保ってきたのに一気に崩れ去って息乱れまくり心拍上がりまくりで、一気に脚付きの危険性が高まります。

脚付きの危険性が高まると焦り始め、余計にペースを整える事が出来ません。

それでもトンネルの入り口が見え、終わりが近づいた事で落ち着きを取り戻します。

 

トンネルを抜けると噂の初心者でも味わえる絶景を目にする事が出来ます。(^^

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 当時は曇りだったんですが、なかなかの景色です。晴れていたら、さぞいい景色なんでしょうね。(^^

 

ただ、トンネルを抜けたところがゴールではなく、峠はまだ先にあります。

峠に向けてまた進み始めますが、途中崖崩れを起こしていて、自転車を降りて進まないといけない場所があります。

そして、入山峠直前……

ん?なんかクランクが段々重くなってきた…

ガーミンが指す斜度がぐんぐん上がっていき13%に…(@@;

これがラスボスってやつかぁ!

残ったパワーを掛けて一気に登ります。

そして、峠に到着!

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 峠と名の付くところは3つ目の制覇です!(^^

やはり達成感はなかなかのものです。

ヒルクラする事により見る事が出来る絶景と達成感。

これが、多くのサイクリストをヒルクラへと誘う要因なのかもしれません。

この時に私のこれからの自転車の方向性が決まったのかもしれません…。(^^

 

しばらく休憩した後、反対側の武蔵五日市へ下ります。

この武蔵五日市側……

道の荒れ方が半端ない。(><;

ヒビ、穴、落石だらけで滅法気を使って下らないとパンク、最悪は落車します。(@@;

川沿いを下るので、景色、雰囲気はかなりいいんですが、そちらを気に掛ける余裕がありません。(^^;

しばらく下ると採石場を過ぎます。採石場を過ぎると荒れまくりの道ではなくなりますが、ダンプカーが行き交うようになります。

狭い道をダンプカーが道幅いっぱいで走るので、正直恐怖です。(@@;

少し走ると道も2車線になるので、そこからは気持ちよく下れます。

下りきったら檜原街道です。

左へ行けばあの名前とはユルいが坂はキツい”都民の森”。

まぁ、無謀に行く事はしませんが…。(`・ω・´)

 

右へ進み、武蔵五日市駅前から都道7号を多摩川へ向かいます。

暫く走って多摩川に到着したら川下へ向かって帰路についてもいいのですが、昼飯を食べたいと思い、川上へ向かいます。

以前、行った気まぐれカフェへ行きます。

 

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やっぱりオーナーの趣味が爆発した様なカフェです。

気まぐれメニューを頼みたかったんですが、オーナーが資材調達に行っているので、定番メニューしか出せないとか…。

資材調達……!?(@@;

雑貨屋もやっているので、商品の仕入れとかなら解るんですが、資材調達となると、また違ってきます。

ココのカフェ、多分、経営も気まぐれなんだな…。(^^;

で、頼んだメニューはビーフシチュー。

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これまた旨い!

トーストとの相性もバッチリです。(^^;

 

食事を済ませたら多摩川をひたすら川下へ下って帰路に就きます。

3月下旬、暖かくなってきたせいか、走っててすごく気持ちがいいです。(^^

早咲きの桜も咲いており、雰囲気もいいです。

前半はガシガシ漕いでいたので、帰りは楽だけどユルすぎない、つまり効率のいいペダリングを心掛けて帰ります。

 

走行距離 140km

獲得標高 825m

消費カロリー 4270kcal

 

自転車を乗り始めた頃は敬遠していたヒルクラですが、ヒルクラを重ねるにつれて、だんだんと、その魅力に憑りつかれていきます。

ヒルクラの魅力に憑りつかれるという事は、やはり、ヒルクラを少しでも楽にこなす為の武器が欲しくなってきます。

むぅ……資金が全くない訳ではないんだが……。

 

 

駄文読んでいただきありがとうございました!