オッサンらいだぁ~、ライドを更に振り返る。
みなさん、こんにちは!
今回も前回に引き続き特に印象に残ったライドを振り返ります。
前回、1ヶ月間八ヶ岳へ出張で自転車を持って行った話はしましたが、その八ヶ岳出張シリーズです。
まずは観音平。
そもそもヒルクライムの地としてはメジャーではないので知らない人も多いでしょう。
出張先で、自転車で走っていい景色が見れないかと聞いたところ、
「ちょっと登った所に観音平と言う所があって、新富岳百景にも数えられてるから行ってみるといいよ。」
と言われたんですが、何故か語尾に「フフフ……」という意味深な笑いが付いていました…。
まぁ、こちとら”和田峠”や”子の権現”をクリアしたんだから憶する事はないさぁ~と、とりあえず行ってみる事に…。
高原ラインからの登り始めは10%~12%ぐらいでこの辺の普通にある斜度(笑)
ところがその先、あきらかに斜度が上がっているのが見え、16%がズドーンと続きます…(^^;
ああ、意味深な笑いはコレか…(^^;
何とか3.5kmほど、平坦になる所まで登り切ったら…
報われる瞬間です!\(^o^)/
まぁ、この八ヶ岳山麓は結構いろんなところで富士山のビュースポットがあるんですが、苦労した分だけ印象深い場所でした。
八ヶ岳出張シリーズ、次は甘利山!
ココはヒルクライムの大会が開かれるので、知ってる方は結構いるでしょう。
距離11.8km
序盤の斜度がキツめで後半が緩め。
これだけ見ればヤビツ峠を思い浮かべますが、決定的に違うものが…
平均斜度9.7%!
実際走ってみると、ヤビツの斜度6%にそのまま斜度の差を上乗せした様な感じでした。(;´Д`)
ところが、斜度がキツいというより別に気になる事があって、気が付けば登り切っていたという感じでした。
その別に気になる事というのが…
”熊出没注意”の看板が所々にあるという事でした。(@@;
結構しつこいぐらいにあったので、突然脇から熊飛び出してくるんじゃないかとドキドキしながら登ってました…(^^;
すると、その時は突如きました…
左わきの茂みがガサガサッ!Σ(゚Д゚)
熊ぁっ!?
……ではなく鹿でした。それも2頭…。(^^;
目の前2mぐらいのところに飛び出してきたので、びっくりし過ぎて落車しそうになりました。(@@;
2頭の鹿はアスファルトを蹄でゴツゴツッ!と迫力の音を立てながら蹴って右の崖の方へ消えていきました。
この頃は心拍計は持っていなかったんですが、恐らく最大心拍を記録したんじゃないかと…(笑)
初っ端から結構な斜度でスタート。
中盤から霧の中のヒルクライム。写真を撮ったら、景色を楽しめる訳もないし、何と言っても熊が怖いのでサッサと下ります。(笑)
ただ、路面が濡れていたので途中からグレーチングが怖かった…(^^;
下り切ったら天気も良くなり甲府盆地がキレイに見えました。\(^o^)/
正直、登り切れればいいと割り切ってゆっくり登って、タイムはかなり遅かったので、次回登る機会があればガチで登ってみたいですね。
一人だけではなく他の自転車仲間と一緒に…。(熊が怖い…)
さて、次の八ヶ岳出張シリーズはヒルクラばっかりなのでお口直し。
コレです!
正にお口直し!
これ、普通に注文したカツカレーです。
大盛ではないんです!
出てきた瞬間に昼時で賑わう店内がザワつきました。(笑)
テラ盛りで有名な店で1000円を超える料理はすべてヤバいとか…。
隣に座ってた見知らぬ人も爆笑して写真を撮ってました。
注文しておいて残してしまう罪悪感を最初から感じながら食事をしたのは生まれて初めてです…(^^;
とりあえず、上に載ってる野菜類(スイカ含むw)、カツ3枚の内2枚、カレーと米半分まで食べましたが、しばらく動けなくなったのは言うまでもありません…(;´Д`)
今回の八ヶ岳出張では、繁忙期で仕事が滅法忙しかったり、ヒルクラすれば今まで経験した事ないぐらい登ったりしましたが、コレが一番辛かった…( ̄▽ ̄;)
まぁ、機会があれば、もうカツカレーはいいですが、他のメニューは食べてみたい…。
この後、十分休憩した後にヒルクラをしたんですが、消化しきれるわけもなく、とても苦しいヒルクラになりました…(^^;
さて、八ヶ岳出張シリーズ最後は…
大弛峠!!
自家用車で越えられる峠としては日本一の標高の峠です!
平均斜度は6%ぐらいですが、何と言っても距離。
距離は30km程の長丁場になります。
いつまでも坂が続く感じはもう精神修行です。(^^;
この大弛峠、初っ端に心を折りに来ます。
ブドウ畑の間にある果てしなく真っすぐ続く坂道。
斜度は7~10%なんですが、とにかくその区間が終わらない…(;´Д`)
辺り漂うブドウの甘い香り。ヒルクラの最中でなければいい香り~となるんでしょうが、この香りが息苦しさを増してきます…(^^;
その区間を抜けたら森の中をクネクネ。
森を抜けたら琴川ダムに到着します。
そこでようやく半分。
そこから1kmほど10%の坂が続きますが、その後は暫くのユルユル斜度な上雰囲気もいい天国ゾーン。
そして最後の7km程、7%の斜度が続いてゴォォォォォルです!\(^o^)/
脚付きなしです!\(^o^)/
これは自信になりましたね。
そこからクリートカバーを付けて少し登山…
晴れていたら、恐らくスゴイ絶景が望めたハズ…(><)
とは言え、そこからの帰り、琴川ダムからクリスタルラインを抜け昇仙峡へ向かうルートはなかなかの景色でした。
分かりにくいですけど、かなりのオーバーハング。
この様な水墨画の風景が所々に。
……と言いつつ途中で自分がどこを走っているのか分からなくなって、帰れるのか心配になったりして…(^^;
とにかく充実感をすごく感じるライドでした。
この大弛峠も、登ってる間の雰囲気が良く、また登りたいと思う峠ですね。
但し、キレイに晴れた日に…。
しっかり補給食を持って…(補給がヤバかった^^;)
8月1ヶ月間の八ヶ岳出張での経験は自転車乗りとして自分を成長させてくれた気がします。とりあえず、それなりの山に挑戦するにあたり、恐怖心が無くなりました。(笑)
え…?仕事…?
自転車につぎ込む資金は稼ぎましたとも!
……とダメになる毒男です…。
まだまだ振り返りは次回に続きます!
駄文読んでいただきありがとうございました!